ニペソツ山 1日目

投稿者: | 2013-09-15

9/6の記録。

標高年という言葉があるそうで、要するに2013年に2013mの山に登るといい記念になる、という話ですね。
標高年に興味はなかったけど、結局その手の話題をよく目にするようになるし、関連して宿の情報なども入ってくるので、思わず知らずセレクトしたのが今年の山、ニペソツ(2012.9m)であった。

みんな考えることは同じらしく、今年はずいぶん登山者が増えているとか。

それなりに早めに出たつもりだったけど、駐車スペースがいっぱいどころか、狭い路端にもクルマがびっしり。はるか下の方までほぼ埋まっていた。

クルマはまあ、止められるところに止めて登山口まで歩けば済むが、こんなに人が入っていてテントが張れるんだろうか? 万一張れなかったらシャレにならんなあ。と言いつつ、出たとこ勝負で行くしかない。

上から数えて5番目くらいの路端スペースにクルマを押し込み、7:50に出発。

登山口風景。左奥の四角いのがトイレ。

いきなりよく滑る丸木橋があったり、かなり急登の細尾根があったりする中、歩を進める。

この辺は東大雪というエリアに分類される。さすが大雪、ナナカマドなどが赤く染まり始めていて、時折さしこむ陽に照らされるときれいであった。

1484のポコを通り、小天狗の巻き道を過ぎると、ちょっとした難所にさしかかる。大岩越えである。

ロープや鎖もないので岩につかまって幅10cmくらいの足場を伝って行くか、不安定な上の方を乗り越えていくんだけど、下はちょっと見えなくて、どうも10mくらいの垂直なガケになっている。足を滑らせたらちょっとやばい。三点支持!と念じながら緊張して渡る。

ここを越えると、登りも落ち着く。

11:12、最初の大休止ポイント、天狗のコル到着。

ここで、宿で昼飯用に用意してもらったお弁当を広げる。この山は目立った水場はないので、こういうのが助かる。

イワウメなど。

もちろんまだ登りは続くが、植生が変わる。樹高が低くなり、ガレ場も目立ってくる。雄大な景色が広がる。

手前の赤い帯状に見えるのは、大雪に特徴的なウラシマツツジである。

13:15、前天狗に到着。ここへ来て初めて、ニペソツ山(写真)の偉容と対面できる。

初めて見る時は必ず声を上げるだろう・・・とガイドブックだったかで見たが、いやーまったく仰る通り。登山道が切れ、視界が広がり、いきなりこの姿が見えた時には、本当に鳥肌が立った。

ただし、この写真を撮った直後からガスがもくもくと湧いて来て、あっという間に見えなくなったのも驚きであった。

前天狗にある携帯トイレブース。おもったよりしっかりした作りですね。

ここからいったん下って、天狗平まで登り返す。そのボトム付近で、「あそこにナキウサギが見えますよ」と教えてもらった。おおー、ホントだ。かなり遠目ではあったが、ちょこまかと動き回り、時々ふと立ち止まっては「チュィっ!」と鳴く声。いやー、実物は初めて見たワ。思ったより大きかったなー。

14:10、本日のテン場着。

天狗平に上がったところで辺りを見渡すと、植物をある程度踏むならテントを張れそうな場所はあるが、吹きさらしのようでもあり、なかなかこれと言った場所がない。

ピークから降りてきた覚えのありそうな登山者に、ダメ元で先の様子を聞いてみると、「この先に、ちょっと片せば1張くらい張れる場所がありますよ」と教えてくれた。行ってみると、登山道からちょっと横へ入ったところにまさにうってつけの場所があるではないですか。これは嬉しかった。

こうして来てみると、テント場が取り合いになるのではというのは杞憂もいいところで、あれほど停まっていたクルマ達はほとんど(あるいはすべて)日帰りの人だった模様。この山中にオレたちだけだと思うと、ちょっと寂しいけど実に広々とした気分になっちゃいますねえ(笑)。

上の写真は本日のねぐら。実はおニュー。これまで使っていたのと同モデルなんだけど、広さが1.5倍になった。実に快適であった。

で、本日の晩飯は、白飯にレトルトの牛丼、味噌汁。

白飯は初めて「フリーズドライ」を試してみたが、あまりよろしくありませんな(笑)。

テントの中で読書なぞしてのんびり過ごし、暗くなったところで就寝。

時々、近くでナキウサギの声が聞こえた。

*

2日目に続く。

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