「割り箸が地域と地球を救う」 感想

投稿者: | 2014-06-16

近ごろは「間伐材を使った割り箸」というものが増えて来て、一頃よりは割り箸ダメ!という空気は薄くなっているように感じる。

この本も、大学生協を中心に間伐材割り箸の導入を図るNPO法人のリーダーが書いたもの。

割り箸を使うな、という話になったらどうするか。近ごろ定食屋やラーメン店とかに入ると、メラミンとかプラスチックとかの箸が置かれている。それなら問題ないかというとそうでもなく、プラスチックだと石油製品になっちゃうし、箸を洗うにも汚水や洗剤による環境負荷が考えられる。日本で肝炎が比較的少ないのは、割り箸文化があるからだ、という研究もあるそうだ。

さて割り箸は、海外の材木を使ったのを大量に持ち込むから問題化するので、国産間伐材を使えば、資源活用や森林育成の点からもいいことだし、輸送コスト(燃油・排出ガス等による環境コスト含む)的にも負荷が抑えられる。ただし、価格は高くなる。そこが結局難しいところで、いかに環境に優しい代替選択肢だったとしても、経済システムの前ではなかなかうまく回らないのである。

とまあ、そんなことが書いてあって、間伐材を使った割り箸はいいヨ、でもいいことばかりでもないヨ、という辺りがサクっと概観できる本であった。

「元禄箸」っていうのは商品名かと思っていたら、箸の種類の名前だった・・・という辺りも面白かった。

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