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宜保愛子さん 感想

我ながらヘンな読書だと思いつつ・・・。

時々2ちゃんのまとめサイトなぞを読んでいると、心霊現象のスレがあって、「宜保愛子さん(だけ)は本物だった」という説に出くわすことがあります。

宜保さんをTVで見たことは(昔)あるけど、心霊現象を信じてもいないし関心も薄いオレゆえ、その人となりについては何も知らなくて、へえ、どんな人だったんだろう?と気になって2冊の本を買ってみた次第。

*

霊能者として生まれて生きて

著者/訳者:宜保 愛子

出版社:講談社( 1991-06 )

単行本 ( 252 ページ )


一冊目は、宜保さんの半生記。いかにして霊能者になったか、霊能者としてどのような苦労を重ねたか(大変なことらしい)、数々の霊体験のエピソードや、霊能者の目から見た芸能人の横顔、みたいな構成になっています。

アマゾンのサーバエラーかもしれません。再読み込みしてみてください。

二冊目は、冒頭の娘さん?の手記を除けば心霊とはほとんど関係がなくて、戦前戦中を数奇な運命のもとで生きた二人の女性の物語(伝記とも創作ともつかない)。

霊体験のくだりで背筋がゾゾっとする話もいくつかあったけれども、全編を通じて流れているのは、意外なことに慈愛の心というか、優しさでありました。

要するに生きている人に対しても亡くなった人のことも、時々思い出したり思いやったりする(死者においては、それを供養と呼んだりする)。それが人として何より大切なことではないか、という主張が一貫しているんですね。

霊能者としてどうだったのかという話は所詮は不可知なんだけど、その人生観については、ああこれは「本物」ということでOK、と納得したひとときでありました。

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