「路上觀察學入門」 感想

投稿者: | 2015-12-02

かつて、故・赤瀬川原平氏を中心とする、とある芸術分野が存在した。

「考古学」に対する「考現学」(は、赤瀬川氏の造語ではないが)であり、ここに見られる「路上觀察學」である。

路上観察から生まれた「トマソン」に代表される超芸術は、無用な存在そのものに芸術的な美を見出すことであり、「考現学」は、ただ単に街のブツを観察したり採取したりする営みでありながら、激しく固執し、異常なまでに積み重ねることにより、芸術的活動たり得ることを高らかに示した。

物体は、いかにして物件になりしか」という、「路上觀察學」の一方の雄である建築史家藤森照信氏の序文が胸を打つ。

大まじめに、高い専門性を駆使して、大人が遊んだ足跡だったのである。

thomasson今でも持ってるよ、超芸術トマソン。(初版第1刷)
バブリー時代の思い出だなあ。

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