レーガー・ナイト

投稿者: | 2016-09-19

第593回札幌交響楽団定期演奏会(9/16夜公演)。
マックス・ポンマー首席の指揮で、マックス・レーガー大特集であります。

レーガー・・・って言っても全然知らないんですけど、没後100年の節目を迎えるんだそうで・・・。

今回はまず、オープニングコンサートから。

sso160916のっけからレーガー!

フルートと弦二人さんによる「セレナーデ ト長調」からだそうで、名刺代わりの一品といったところ。なるほど、正統的な響きの中にもちょっと変化球が散りばめられているといった感じでなかなか面白い曲でした。

しかしヴィオラの青木さん、このロビーコンサートにほとんど出ていらっしゃいますね。好きなんでしょうね(笑)。

一曲目は、モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ

レーガーはドイツの、しかも指揮者が住むライプツィヒゆかりの作曲家なんだそうです。プログラムには「ドビュッシーやR.シュトラウスの少し後の世代」とあります。このくだりを読んだ後に聴いてるせいもあったか、重厚でありつつ、ちょっとした和声のしかけもあるようで、ドイツ風ドビュッシーじゃないけど、非常に立体的というか色彩的な曲に感じました。弦やオーボエの麗しさも印象的でした。

二曲目は、ちょっと変わった趣向で、パイプオルガンの独奏による序奏とパッサカリア ニ短調

今夜のメイン曲でもオルガンを担当されていた、室住素子さんの演奏。(室蘭出身で、東大在学中にオルガンに魅了されたのがきっかけで東京藝大に入学、オルガニストになったという・・・なんだか凄い経歴)

Kitaraのパイプオルガンと言えば、専属オルガニストさんのリサイタルを聴いて以来ですが、あの時ちょっと物足りなく思った「圧倒的な響き」を今回は少し感じることができました。席の関係なのか、ストップなんかの選択で奏者の特色が出て来るものなのか、そもそも曲がそうなっているのかはわかりませんが、その響きを大いに楽しませてもらいました。

パッサカリアという楽曲形式もようやく理解できたかも。

さて、休憩を挟んで今夜のメインエベント。と言いつつ、これも「レーガーに対する鎮魂」の意味が感じられる、モーツァルトのレクイエム ニ短調です。

これはモーツァルト自身のレクイエムでもあったようで、天才の絶筆となった曲ですね。

ステージ上には独唱4人と札響合唱団が入りますが、オケの編成はごく小さくて、弦は8型、オーボエやホルンを欠いています。(チューニングはファゴット?と思っていたら、クラ(バセットホルン)が出していました)

この曲もあんまりよく知らないんですが、独唱の4人さんがまずよかった(Sop.秦さん、MS.竹本さん、Ten.清水さん、Bar.三原さん)。トロンボーン、弦の響きもよかった。

最後に、札響合唱団による無伴奏の8つの宗教的歌曲より第3曲が歌われ、終演となりました。地味だけど(笑)、麗しい夜でした。

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