バッハ・ナイト

投稿者: | 2017-01-30

地味だなあ・・・と、今季の定演スケジュール発表の時にしみじみ思った、その公演であります。

札幌交響楽団、第596回定期演奏会(1/27夜公演)。

バッハの管弦楽組曲で一夜。

定演でやらなくても・・・と思う一方、札響の歴史の中では意義あることだろうし、学者・ポンマー氏の面目躍如というか、学術的にも重要なできごとなんだろう。こういう機会でもないと、ナマで聴くこともない曲の気もする。

でも地味だなあ・・・。そういう思いが去らないのであった。

まあそれでも聴きますよ。定演だから。

当たり前だけど、ステージ上の椅子が少ない。クラリネット・トロンボーン・テューバ・打楽器辺りの出番がない。本来はこういう大ホールでやる曲ではないのだろう感が募る。

曲順は、演奏効果を考えてポンマー氏が設定したらしい。

第1曲、「第3番 ニ長調」。

いわゆる「G線上のアリア」が含まれる曲。
た・たーんという、冒頭のトランペットのファンファーレがもっときらびやかに鳴らすのかと思ったが、意外に優しい。場の空気の中にそっと置くような感じだった。

第2曲、「第2番 ロ短調」。

フルートの独奏が有名な曲で、ソリストもコンチェルトの立ち位置だが、思ったほど主張があるわけではない。溶け込むような感じ。ひらひらとキャベツ畑を舞うモンシロチョウみたいだな。と思った。
5曲目(ポロネーズ)、チェロのソロとチェンバロに乗ってさざめくような部分が特によかった。アンコールに7曲目(バディヌリ)。

休憩中のチェンバロの調律風景がなんかいい。

第3曲、「第1番 ハ長調」。

1曲目(オーバーチュア)だったか、オーボエ2本とファゴットのアンサンブルから弦が鳴り出すところの、緊張と弛緩(←あまり褒め言葉じゃないかも知れないけど)の推移が面白かった。

第4曲、「第4番 ニ長調」。

再び、(フルートを除く)今夜のフルメンバー。3曲目(ガヴォット)のピッコロトランペットの超高音(ハイC)などが聞きどころだったか。

後半2曲はちょっと抜けた印象。とゆーかオレが抜けたのか^^;(眠くはならないまでも、ウワの空になる瞬間あり) 面白くなくはなかったけど、やっぱ地味だなあ。

最後に「G線上のアリア」をアンコール。

*

本日のロビーコンサート。

バッハの「4つのヴィオラのためのシャコンヌ」という曲だそうで、ヴィオラ4本の柔らかく均質な和音が心地よい。むかしヴィオラパートの友人たちが「We sing gently」というTシャツを作って着ていたのを思い出す。

バッハコンサートに向けていい前菜だった。

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