「ツキの法則」 感想

投稿者: | 2011-01-15

ギャンブルにおける「ツキ」とは何か、ギャンブルに必勝法はあるのか、ギャンブルとどう向き合うか、に迫る本。

冒頭から、はっとさせられる。いわく、

「残念ながらギャンブルに必勝法はない。世に存在する何万通りもの必勝法のうち、ひとつでも正しければギャンブル産業を支える基盤は崩壊するはずである。が、今のところギャンブル産業は健在である。過去数世紀そうであったように。」

まったくもってその通り。必勝法が編み出されて消え去ったギャンブルも当然あるのだろうが、胴元が儲かっているうちはギャンブルも成立し、繁栄するということである。

さてしかし、「確実に勝つ方法」はないものの、「確実に負ける方法」ならわかる、と著者はいう。

「分散を小さくして、できるだけ大数の法則の効果の顕在化を促進する」

冒頭から専門用語で突き放されるわけだが、詳しくは本文で解き明かされる。
確実に勝ち続けることはできないが、負ける方法の逆をやることで時には勝てるかも知れない。
つまりリスクを分散させつつ、メリハリを効かせた賭け方をしなさいということらしい。
また、深入りをせず、プロセスをこそ楽しむ「余裕」を持ちなさいということらしい。
そして結論的には、「ツキ」や「運」は単に確率のゆらぎであり、主観的なものに過ぎないとのことである。

そのほか、ギャンブルにまつわる「数字」も面白い。

例えば、宝くじの控除率は約52.7%。
つまりあろうことか半分以上がテラ銭としてさっぴかれているのだという。
先日たまたまアホ買いして外したばかりだったので(笑)、この数字は目にしみる。

また、パチンコの定性評価。
テンポのよさ、ドキドキ感の持続、爆発力、攻略性などを考慮した「ギャンブルとしての面白さ」はパチンコが断トツであるという。アメリカのカジノにも導入すれば大人気を博すだろうとも。ただしネバダ州では「人為的に確率を変えうる」機器は認証されないそうなので、日本のパチンコメーカーはざ~んねん、というところだな。

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