「パンズ・ラビリンス」 感想

投稿者: | 2017-08-23

ギレルモ・デル・トロ監督、2006年、メキシコ他。

パンは牧神(パーン)のことで、その迷宮ということである。

舞台はフランコ圧政下のスペインで、レジスタンス運動を弾圧する将校の継子となった少女の物語。

血なまぐさい弾圧や母の重篤、冷酷な義父との軋轢などの過酷な現実と、そこから逃れたい少女の「自分が実は失われたお姫様で、パンの謎かけによって元いた城へと導かれる」という、夢想なのか実際の体験なのか判然としないおとぎ話とが交錯する。

「愛する者のために血を流す」とはどういうことか・・・そんなテーマを巡り、深みのある映像美と含みのあるストーリーが展開される。ずっしりとしたコクが残るダークファンタジーである。

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