「ブルマーの謎」 感想

投稿者: | 2018-09-12

サブタイトルに引きずられて読み始めたのは否めず(笑)。

しかし、なかなかハイブロウな社会学の本である。

昭和のある時期、ちょうちんブルマーが体にぴったりしたブルマーに代わり、その後わずか数年で汐が引くように廃れた。

うーむ、ジャージ姿が標準だった気もするが、女子が体育の授業とかでぴったりしたブルマーを穿いていた記憶はある。でも、今はそんなもの穿かないのだという。知らんかったわ。

さて、ブルマーの変遷と盛衰に関しては、ちょっと調べてもよくわからないらしい。(だから、こういう本もできた)

学校のことであるから、女子生徒が自分たちで「かわいー」とか「恥ずかしい-」とかで着る物を選べるはずもない中、なぜそのようなことが起こったか。

GHQのサシガネによる「中体連」の創設、スポーツ振興と教育の狭間で肥大していく思惑、企業との密約?などが次第に明らかにされていく。

全体的な印象としては、家父長的男尊権威主義の源流というか、戦後教育のゆがみというか、昨今のスポーツ界のパワハラ問題に通じる何かを見る思いがする。

ちなみに一気に廃れたのは、「ブルセラ」だの「セクハラ」だの体裁の悪い話題が相次ぎ、世間から外的圧力が強まった結果らしい。

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