「夏子の冒険」 感想

投稿者: | 2019-04-22
角川グループパブリッシング
発売日 : 2009-03-25



三島由紀夫はこれまでほとんど読んだことがない。仮面の告白と金閣寺と・・・ん~?(お寒い^^;)。

ところがどこかで、こんな本があることを知った。とある大富豪のお嬢さまが主人公の冒険小説(!)。そんなん書いてたんだ。

平凡なオトコに満足できず、新しい刺激をもたらしてくれるオトコに憧れる。現実に飽きてついに修道院へ入ろうとするところで出会ったオトコは、なんと、北海道へクマ撃ちに出かけるところだった。

そんな、昔の少女小説のようなプロットや空気感とは裏腹に、函館や札幌の描写、クマ撃ちの息づかいなどの描写は迫真。都会派っていうのか耽美でゴウジャスな小説家・・・みたいなイメージばっかり持ってたけど、こういうところが天才なんだろうか。

「ブルジョア」の価値観や奥様方の言いたい放題には閉口したけど、全体には面白かった。

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