引用ナイト

投稿者: | 2019-10-19

札幌交響楽団、第623回定期演奏会@Kitara。
10/18の夜公演です。

例によって定演のお題「作曲家が作曲家に出あうとき・・・何を感じ、何を与えたのだろう」、後半の第1回目となります。当夜のテーマは「引用(Quotation)」。なんだか即物的だなァと思いつつ・・・^^;

指揮は、前首席指揮者のマックス・ポンマー氏。演目は、バッハのヨハネ受難曲。地味だ・・・。

ある意味意欲的な演目であり、札響にとっても意義あるのかも知れないけど、案の定空席が目立ちます。オレの席も周囲にごっそり人がいなくて、寒い(笑)。

バッハではマタイ受難曲が有名だと思うけど、こちらはヨハネ福音書にあるキリスト受難の物語を歌ったもの。聖歌などから多くの引用があるそうで、それが今回のテーマフレーズになっている模様。

一応ウチも、家系としてはキリスト教なんだけど、キリストの受難も奇跡もごく上っ面しか知らない。ましてやペテロの三つの否みとか、ピラトの役回りとかは今回初めて知りましたよ。

そんな調子なので、予習をしててもさっぱりピンと来ず、当夜も睡魔必至と思われました。

いやしかし、プログラムと一緒に歌詞対訳を貰い、それを横目で見ながら(会場の照明もいつもより明るかったようです)舞台を眺めていると、ちゃんとドラマチックな音楽劇になっている。いや面白かったー。

楽譜通りと言えばその通りなんだろうけど、レチタティーヴォ(狂言回し役)とイエスやピラトらを演じるソリストたち、群衆役の合唱団との呼吸も絶妙で、睡魔どころか、まったく飽きることがありませんでした。ポンマーさんサスガやわぁ。

細部の演奏では多少文句はありつつ、全体バランスはそれを補って余りあるものがありました。

ソリストではペテロ/ピラト役の加耒徹さんがよかった。あとヴィオラ・ダ・ガンバの平尾雅子さんの深みのある音色(衣装も素敵)、関さんのオーボエ・ダモーレが印象的でした。リュートはギター程度の大きさをイメージしていたのですが、全長1.5mくらいあって驚いた。

ところで、声楽の人たちは、演奏会の前後に呑みに行ったりするのかなあ(喉のためもあるだろうし、食事程度かなあ)、とか考えていたら、呑みに行くみたいです(笑)。加耒さんはバリトンらしからぬジャニーズ系?な風貌だけど、声は素晴らしく立派でした。

*

本日のロビーコンサートは、あまりロビコンでは見かけない四方(田島さん・土井さん・物部さん・猿渡さん)による、バッハのフーガの技法より、コントラプンクトゥスを三曲。

バッハの大曲に向けて、聴き手としてもよいウォーミングアップでした。

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