「暗闘」 感想

投稿者: | 2019-12-06
著者 : 長谷川毅
中央公論新社
発売日 : 2006-02-01



太平洋戦争末期の、アメリカとソ連の間で、また日本の内部(天皇-陸軍-海軍)で繰り広げられた「暗闘」のプロセスを明らかにし、終戦の事情や領土問題に関する「真実」をあぶり出す本。

戦争を終結させるために原爆は落とされなければならなかった、ソ連は自国の領土を取り戻した、日本の軍部は国民世論の影響を受けた、天皇は「余の一身はどうなろうとも」と言った・・・それら、まことしやかに言われている「欺瞞」の実態が明らかになる。

特に、ソ連による火事場泥棒の内幕についてはとてもよくわかった。ソ連をのどかに信じていたことや、勝ち目のない戦争の中での日本指導層(特に陸軍)の無為無策ぶりが胸に沁みる。

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