ブラームス・ナイト

投稿者: | 2012-12-15

札幌交響楽団、第555回定期演奏会。
(A日程 12/14)

キリ番とかゾロ目とかに興味はないけど、いざぶち当たるとちょっと嬉しかったりして(笑)。ちなみに500回はこちら

今夜はブラームス・ナイトです。

ブラームスの交響曲をメインディッシュに、ブラームスに影響を受けた作曲家2人の曲を交えて3曲。

まずオープニングは、イギリスの作曲家パリーの「ブラームスに寄せる哀歌」。
指揮者がイギリスの若い人(アレクサンダー・シェリー)ということで取り上げられたと思うけど、初聴きどころか作曲者の名前を聞くのも初めて。プログラムやプレトーク(恒例の八木氏)によると、ブラームスの訃報に接して作られた曲だという。管楽器が前面に出ていて色彩豊かな中にも、哀切のこもった、大変美しい曲でした。

2曲目は、ニールセンの「クラリネット協奏曲」。これも初めて聴きます。
ニールセンはデンマークで歴史的国際的に知られた唯一の作曲家と言われ、やはりブラームスの影響下にあったようです。

この曲、編成が面白くてソリストのほかには弦楽5部と小太鼓、管はホルンとファゴットが各2だけなんですね。はて、オーボエがいなくてチューニングはどうするんだろうとワクワクしながら見ていたら、ファゴットがAを出していました。まあ、そうだろうね(笑)。

ソリストはドイツ生まれの28歳、セバスティアン・マンツ。プレトークでは「ゲネプロを拝聴したが、大変な名手です」とのことでした。身構えちゃいますね(笑)。
しかし演奏が始まってすぐに、その言葉に誇張がないことが知れました。音の当たりは飽くまでもソフトでありつつ、パッセージは確信に満ちて、嬉しくてたまらないという感じで楽器が鳴っている。皮肉っぽくて楽しい曲とも相まって、すっかり引き込まれちゃいました。

アンコールにも応えてくれました。一所懸命練習してくれたんでしょう、つい言葉に詰まる場面もありましたが日本語での曲目紹介が嬉しかった。(ストラヴィンスキー「3つのクラリネット小品」から第1・3曲)
しかし、あんなにキラキラ輝くクラリネット(楽器)、初めて見たなぁ。いったいナンボくらいするんだろう…(←下世話)。

さて3曲目はブラームスの交響曲第1番。事前のチラシに「定期会員人気No.1の曲」とあり、プログラムには札響での演奏回数も74回を数えるとあります。
いやーしかし。若い(33歳くらいの)指揮者が、この何百万回と演奏されている超名曲で存在感を出すなんて、いったいどうしたらいいんですかね。見当もつきません。オケを掌握してしっかり鳴らすことができれば御の字といったところか。
さすが超名曲はいい曲でした。

*

本日のロビーコンサート。ブラームスのクラリネット五重奏曲より。
クラリネットは札響の副首席、白子さん。

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