もうひとつのW杯

投稿者: | 2011-07-23

いよいよ明日、TVのアナログ放送が終了しますね。

なんの落ち度もないまいカーナビ(写真)でもTV放送が見られなくなり、画面が砂の嵐に覆われてしまうそうです。
一説には、全国で5000万台に上るアナログTVが1夜にして粗大ゴミと化す可能性があるとも言われています。
これが公権力による暴力、儲け主義による搾取でなくてなんでしょうか。

時節柄つい憤ってしまいましたが(笑)、本論は別。

いまアメリカ国で、もう一つのワールドカップが行われているのをご存知でしょうか。女子ソフトボールです。
ワールドカップと言っても、先頃の女子サッカーとは位置づけが違う気もしますが(種目から外れているオリンピックを別にすれば、最高峰大会は世界選手権かな?)、それでも世界の強豪6カ国が覇を競う国際大会です。
「なでしこ」も開催前は同様だったのでしょうが、注目度は低いように感じます。
北京の金メダルの時にあれだけ感激したのに、時間が経ってみればこの状況。現実は厳しいですね。

さて、上記リンクのメニューから

「EVENTS/RESULTS」 > 「World Cup of Softball…」 > 表組みの中にある「Streaming」 または 「Live Streaming」

と辿ってみると、動画のページに行き当たります。
ここで「Zipcode」の欄に「japan」と入力してエンターをクリック、その下のリストから見たい試合をクリックすると、なんと、試合の映像がほぼすべて見れてしまいます(※)。(試合時間中ならライブで見られるらしい)

これは素晴らしい!

アングルは1方向だし、臨場感、迫力も通常のTV放送には及びませんが、打者の名前やスコア・カウントなどはちゃんと出してくれるし、得点シーンなどをスキップして見ることもできる。むしろ、選手の守備位置やボールのないところでの動きなど、通常のTVでは見えない部分もしっかり見えます。つまり必要充分なのです。

Webサイトそのものも、アメリカ国だってソフトボールの地位が高いとは言えないだろうに、日本のソフトボール協会のサイトと比べて提供内容やデザインには雲泥の差がありますね。

これは日本の他のスポーツや機関のサイトでも往々にして感じることですが、Web制作によほど予算がつかないのか、予算の使い方を間違っているのか…。

また、中でもこういったストリーミング配信が日本で発達しないのは、やはりTVなど既得権益の意向や、放映を巡る制度による圧迫もあるのではないかと思います。

情報のインフラがネットへと急速に変わりつつある中、既存媒体は冒頭のようにユーザー利便とは逆行するようなことばかりしている。今後TVが緩やかに死んで行くのは間違いないと思いますが、たとえば(たまたま引き合いに出して申し訳ないけれど)日本ソフトボール協会など情報を提供する人は、ネットなどを上手に活用してユーザーが本当に見たいもの、得たい情報に真っ直ぐに取り組んでいただきたいものだと思います。

オクラホマも、いい感じの夏空です。

(追記:このオーストラリアvs日本の試合は、延長8回、山本さんのサヨナラHRで勝利しました)

(※)
silverlight(microsoftが提供するメディア環境ソフト)のインストールを求められるかも知れません。

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もうひとつのW杯」への2件のフィードバック

  1. おが

    このサイトいいですね。そして女子ソフトボールがんばって欲しいです。

    話は変わって、女子サッカー優勝の時なんだけど、もっと協会がメディア対策をやらないとテレビがチームを消費しちゃうなぁ…と思いました。出し惜しみや隠し事をするわけではなく、消費されまくりをされない程度のメディアコントロールは必要なのかもしれないと感じています。それもテレビが衰退していくと、だんだんと変わってくれると期待しています。

  2. HY 投稿作成者

    食い潰しが始まってますよね。

    協会…もそうかもだけど、まず視聴者が落ち着かないとという気もします。ネット時代になったらもっと消費が早くなるかも知れませんよ。

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