「ハード・デイズ・ナイト」 感想

投稿者: | 2017-09-16

リチャード・レスター監督、1964年、イギリス。(2001年リバイバル)

かつて、「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」というタイトルで公開されたビートルズ主演の映画。ドキュメント風でありながら、ビートルズが自身を演じたコメディ映画、ということらしい。

全体的には子どもっぽいアイドルの雰囲気を抜けていなくて、ちょっとおいたが過ぎますという感じはある(人気絶頂で、年長のジョンでさえ24歳くらいの時なんだから無理もないけど)。ただ、時折ステージやTV放映という場面で挿入される音楽は、文句なしに素晴らしい。

コミック「僕はビートルズ」を読んで以来どうもビートルズが苦手になったんだけど、この映画からにじみ出ているリヴァプールやイギリスの空気感は、まさに同コミックが描こうとしたものかも。

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「ショーシャンクの空に」 感想

投稿者: | 2017-09-14

フランク・ダラボン監督、1994年、アメリカ。

無実の罪?で終身刑に処され、ショーシャンク刑務所に収監されたアンディ(ティム・ロビンス)と、「囚人はみな自分は無罪だと言う。けどオレだけは有罪さ」と自嘲するレッド(モーガン・フリーマン)、2人の囚人の友情譚である。

ハートウォームな物語ではあるけど、決してそれだけではない。

タイトルにそもそも重層的なコクがある。日本語ではなんか情緒的に訳されているけど、原題は「The Shawshank Redemption」といい、「redemption」はweblioによると、買い戻し、質受け、償還、身請け、救済、(キリストによる)(罪の)贖(あがな)い、救い、(約束・義務などの)履行、補償などの意味があるという。

「贖罪」、「救済」だけなら刑務所ものだけに分かりやすい気もするけど、物語には「約束の履行」とか「買い戻し」、「身請け」とかの要素も確かにある。「満期償還」など金融用語すらちゃんと絡んでくる。

かと言ってショーシャンクの贖い、ショーシャンクの救い・・・としても映画のタイトルにならないし、日本語もっとがんがれ(笑)。

スティーブン・キング原作。

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ブログの「テーマ」を更新

投稿者: | 2017-09-13

実に久方ぶりに、このブログの「テーマ」(外観)を更新しました。

ことの起こりは、借りてるサーバの標準PHPがアップデートされたこと。

5.xから7.xにメジャーアップデートということで、他にもいろいろと激震が走ったのですが、そこはまあ、きちんとした対応ではなくごにょごにょとお茶を濁したのでした。問題の先送りですな^^;

で、このブログ(WordPress)も7.xでは動かなかったので(本体は動くんですがプラグインの一部が対応していない)、これを機会に少し整理してみようかと思ったわけです。

プラグインの見直しのほか、近ごろ目も遠くなって来たんで、ついでにフォントとか大きくしたかったんですが、今までのテーマだとレイアウト自体が崩れてしまう。それめんどい。PHP7.xにも対応してないし。

そんなわけで、(余り変わりませんが)このIconic Oneというテーマに乗り換えることにした次第です。

引き続き、よろしくお願いします。

思い出(笑)に、前のテーマはこんな感じ。

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「仁義なき戦い」 感想

投稿者: | 2017-09-13

深作欣二監督、1973年、日本。

「ヤクザ映画」の草分けであり、名作と謳われる映画ですね。

昨今の本当にイカれたバイオレンスものやアクションものを観た後では、ちょっとのどかというか間延びというかの感じがある。時代が違うと言うのか、時間の進み方、感情の推移のしかたが違うのか。生の澱み?みたいなものがその分、あるのかも(菅原文太もカッコいい一辺倒ではなくて、ちょっと情けないっぽい雰囲気をまとっている)。

菅原・梅宮・松方・渡瀬といった名だたる俳優がみな若い。田中邦衛だけは変わってない(笑)。この第一作では、みんな惜しげもなく殺されて行くけど、シリーズ後半で復活(別役で)している。ま、そうなるわね。

当時、映画館を出たオトコ達はみな肩で風を切って歩いた、なんて話を聞いたことがあるけど、ま、広島弁はうつる(笑)。

(素朴な疑問)拳銃って「バキューン」っていうのかな?

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「Uボート」 感想

投稿者: | 2017-09-10

ウォルフガング・ペーターゼン監督、1981年(ディレクターズ・カットは1997年)、ドイツ。

思ったより新しい映画なんだな。

第二次大戦中のドイツの潜水艦を舞台に、戦争の過酷さを描く。Uボートというのは(一般名称としての)潜水艦のことである。

すれ違えないほど狭い通路、ベッドは2人交替で使い、数十人から乗組員がいるのにトイレは一つ。男だけの世界であり、密閉空間の悪臭が鼻をつく。見えない敵からの攻撃や圧壊の恐怖、極限の緊張状態がいつ果てるともなく続く。まさに過酷な現場である。こうした非常に重苦しい物語に加えて、皮肉っぽい結末はいかにもドイツ流ということか。

なお、第二次大戦中のUボート乗組員の死傷率は、実に63%に上ったという(Wikipedia)。

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「カンフー・パンダ2」 感想

投稿者: | 2017-09-09

ジェニファー・ユー監督、2011年、アメリカ。

パンダのカンフー・マスター、ポーを主人公とするアニメ映画第2作。前回より悪ふざけ感も後退して、オレ的にはより安心して観られる内容になった。

パンダの父親がなぜガチョウなのか、「内なる平和」の奥義がどこへつながっているのかなど、冒頭の伏線がちゃんと活きている緊密なストーリー構成には、大いに満足。これでモーション・キャプチャを使っていないというんだから、アニメーションも相変わらず凄い。

しかし巨艦主義の悪役が出て来て、「フォース」のような力と仲間とで立ち向かう善玉。まんまスターウォーズであるな。

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「チャーリーとチョコレート工場」 感想

投稿者: | 2017-09-09

ティム・バートン監督、2005年、アメリカ。

世界最大のチョコレート企業ウォンカが、世界中の客の中から5人の子どもを工場内に招き入れるキャンペーンを実施。選ばれた5人を待ち受ける運命は?・・・という、ブラックコメディ映画。

次々とあふれ出るアイディアをそのまんま映像にしちゃった。最後はホロリとニヤリを同時に感じさせて終わる。

ジョニー・デップと、インド人ディープ・ロイの怪演が見所。

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「オーシャンズ11」 感想

投稿者: | 2017-09-07

スティーブン・ソダーバーグ監督、2011年、アメリカ。

大カジノの金庫を狙う大泥棒オーシャン(ジョージ・クルーニー)と10人の仲間たち。一攫160億円という大商いである。

そんなシナリオ通りにいくかい!ってのの一方、ほどよい不測の事態(演技の失敗や標的が気づきそうとかの想定外感・緊迫感)とが相まって、若干鼻白みはありつつも、それなりに楽しめる作りになっている。

でも続編(オーシャンズ12、オーシャンズ13などとある模様)は観なくてもいいや・・・。

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「カンフー・パンダ」 感想

投稿者: | 2017-09-06

ジョン・スティーヴンソン/マーク・オズボーン監督、2008年、アメリカ。

カンフーに憧れるパンダのポーが、ひょんなことからカンフーの頂点に立つべき「龍の戦士」に指名され、最強の悪人と戦うことになる・・・というアニメ作品。

アメリカ流おふざけはちょっとアレだったけど、お話としてのデキの良さ、アニメの精緻さには感動。往年のカンフー映画や日本アニメのストーリーや動きを相当研究したというだけあって、凄い完成度の高さである。

声優さんも凄いんですな、主演のジャック・ブラックは知らなかったけど、ダスティン・ホフマンとかアンジェリーナ・ジョリーとか、ジャッキー・チェンとか。

それに何と言っても、CGっていうか美術が素晴らしい! 意外に観惚れる映画であった。

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「T.S.スピヴェット君傑作集」 感想

投稿者: | 2017-09-04

映画「天才スピヴェット」が気に入りすぎて、原作を読んでみた。

またこんな大著を手に取ってしまった・・・というのが第一印象。大判で400ページになんなんとするボリュームである。横組みで、科学イラスト的な挿絵(著者描く)がちりばめられている。それは、モンタナの牧場に住む12歳の少年スピヴェット君がことあるごとに描き連ねているという設定なのである。

映画では「400年間動き続ける半永久期間を発明した10歳の天才少年」だが、原作では詳密で表現豊かな科学イラストが認められたとなっており、いわゆる天才というよりはきらめく感受性を持った少年ということなので、より現実味があると言える。

他にも細かい部分は(もちろん)違いつつ、映画と同じように物語は進む。ただし丹念に、饒舌に。

T.S.は「テカムセ・スパロー」の頭文字なんだけど、ネイティブ・アメリカンの血を引くわけではなかった。(名前を拝借しただけ)
ドクター・クレア(お母さん)の意外な一面。(移動中の大半を占める挿入小説)
映画の時にはあまり考えなかったけど、「ホーボー(無賃乗車の放浪者)は今もいる」らしい描写。

などなど、映画を観ていて、この辺もっと語られたら面白かったかも、という部分はちゃんと書かれていた。特に母の思い、父の思いが深く迫って胸を打つ。

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