「超高速!参勤交代」 感想

投稿者: | 2018-07-12

なぜ読む本にリストアップしたかわからない。映画になった(というかこっちが、脚本家自身がノベライズした小説)というから、話題をどこかで見たんだろうなあ。

タイトルから、ただのドタバタ時代ギャグかと思ったら、そうでもなかった。

笑いにまぶしてはあるが、ちとシリアスだったり血なまぐさいところもあるし、恐怖感に実体はないとか、土(いい作物を育てる)を守れとか、妙な箴言が挟まれていたりする。

意外に面白く読んだ。

ついでに、続編(超高速! 参勤交代 リターンズ)も読んだ。

映画を観る予定は、ない(笑)。

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「海賊とよばれた男」 感想

投稿者: | 2018-07-07

「出光」をモデルに、石油を武器として大正~昭和の激動期を生き抜いたある男の一代記。

表紙を開けると、通常なら「本書にある人名・組織名はフィクションであり・・・」等と書かれている部分に、「この物語に登場する男たちは実在した。」とある。か、かっこええ・・・。

その男、天下国家の大所に立ち、目先の益に拘泥しなかった。陸軍にもGHQにも、自分を疎み押しつぶそうとする同業者にも凜として屈することがなかった。社員を文字通り「家族」と考え、心底その幸福を考えた(社員への信頼ゆえ、勤怠表も定年制度もなかったという)。

本当にこういう男がリーダーだったら、頑張って働いちゃうかもなあ。

それにしても、いい男・いい話すぎる。

一代で強大な組織を作り上げるには、きれいごとでは済まないだろう。どの程度までがフィクションなのかは分からないが、小説だし紙数もあるので、きれいなところだけつまんだんじゃないのかな。

あと、他の登場人物・組織がほぼ実名で出て来るが、出光関係だけは仮名なのはなぜなんだろう?

個々の描写はともかく、「石油を軸にして近代史を見る」視点は面白い。第二次大戦やオイルショックの背景や構図なども明解になる。

この本を読んだ折も折、出光・昭和シェルの経営統合の話題がニュースになった。シェルと言えば、この本にも敵役として出て来る「セブン・シスターズ」の一角を源流とする。主人公「国岡鐡造」は、草場の蔭で何を思うだろうか。

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映画のリスト

投稿者: | 2018-07-01

かれこれ20年以上前から細々と書き足している「観たい映画のリスト」があるんだけど、映画を観る趣味がそもそもなくて、リストは長くなる一方だった。それが近ごろ何だか、動画配信サイトでも使って観てみようかな・・・と思うようになった(どこまで続くかわからんけれど)。

観たら、以下にタイトルをアップして行きたいと思います。


★★★:素晴らしい!もっかい観たい
★★☆:いいね!語り草
☆☆:納得。損はなかった
☆☆☆:う~ん?

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「邂逅の森」 感想

投稿者: | 2018-06-26

大正年間の秋田・阿仁を始めとした東北を舞台にしたマタギ小説。

クマとの渡り合いを軸線にしつつ、女性や人間関係のもつれや挫折と遍歴など、思わぬ運命と人生の風雨に翻弄される男の物語である。

最後ちょっとアレ?って感じだったけど(小説の作法は厳しい)、自然の中で暮らすのは大変だ。

直木賞受賞作。エロ小説かっ、と突っ込みたくなるほどの濡れ場も多く、困惑する(笑)。

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スラヴ・ナイト

投稿者: | 2018-06-23

札幌交響楽団第610回定期演奏会。(6/22夜の部)

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「震える牛」 感想

投稿者: | 2018-06-20

警視庁捜査一課のやや閑職部門にいる警部補のもとに、2年前に起きた未解決事件の洗い直しの仕事が降りてくる。やがて犯人像や、無関係と思われた2人の被害者のプロファイルに疑いが生ずるが・・・というお話。

警察小説と経済小説(企業小説)が最初ちょっと遠いところで交互に展開され、それらがいつしか交差する。その交点に、タイトルである「震える牛」がいる。

イオンを思わせる巨大SC企業が主な舞台で、大資本が通った後に地方の商店街は見る影もなく疲弊するとか、警察組織内の綱引きや学閥の存在、(作中にある「雑巾のような」という形容は極端としても)既に地に堕ちている食の安全・・・などの社会環境が物語の背景となっている。

プロットそのものはよくできているし面白いんだけど、そのプロットを実現するための話運び、せりふ回しがややわざとらしい。そんなこと言うかな? そんな展開になるかな? そんな手口かい、という突っ込みどころが多かった。

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「納棺夫日記」 感想

投稿者: | 2018-06-17

てなわけで、「おくりびと」の「原作」である。

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「羆撃ち」 感想

投稿者: | 2018-06-14

北海道のヒグマ猟師によるルポルタージュ。

著者久保俊治氏は、娘の「みゆきちゃん」らと共にたびたびTV番組にも登場している人だ。

この本を読むのは実は約6年ぶり2回目なんだけど、クマを追う迫力と猟犬を失った悲しみゆえに、前回はブログに書けなかった。(実際、その体験の大きさの前では感想もへったくれも出て来ないのである)

単身で山に入り、孤独のうちに自然の中で寝食し、野性と向き合う。次第に研ぎ澄まされていく感覚。山との、そして獲物との「対話」。そして自ら手塩にかけて仕込み、「これ以上ない」というほどに育った猟犬フチへの深い愛情。

2回目も圧倒された。

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「ロング・グッドバイ」 感想

投稿者: | 2018-06-10

探していた本がなくて、ふと近隣にあったこの本が目に止まったので手に取る。チャンドラーは一度読まないとと思っていたし。

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「チーズはどこへ消えた?」 感想

投稿者: | 2018-06-06

分類するならビジネス書。または自己啓発の書。

チーズは日々の糧(いま成功している商売のたとえ)だが、それはいつか誰かが持ち去って消えてしまうこともある。そこにこだわって視野を狭くしていては成功は続かない。という話である。

常に先を考えて環境を「嗅ぐ」、変化を恐れない(恐いのは行動しないからだ)、チーズが目的なのではない(チーズを探し続けることに価値がある)などの教えを、愚直な2匹のねずみと頭でっかちの2人の人間の明暗を通して語る。

この本を読めば、人生前向きになってめでたしめでたし、ということで、めでたしめでたし。

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