2008/01/31 木

読書月間

今週は腰を痛めているので、家に帰ってメシ食った後はすぐ床にゴロリンと横になります。
それもあって、本が読めちゃって読めちゃって…(^^;)。

ひろ師推奨の頃から読書可能月間に突入したので、ちょうどよかったんですけどね。

先週辺りも、勢いがついてAmazonでポチ、ポチポチポチ…っと、気がついたら8冊くらいご購入。
冊子荷物が続々と届くので、やや顰蹙を買っていますが…。

で、Amazon。

  • 届く包みはすべてクロネコメール便でした(写真)。郵便会社ピーンチ、ですね。
  • 今回の8冊はすべて中古本。
    書店で探しても見つからないものが多いので、まさにロングテール万歳ですね。
    それに、もちろんモノによるんでしょうが、結構安値のものでも程度は悪くありません。書店にあっても、時間が経つだけでこのくらい焼けたりするだろ?つーくらいの本が安いんですから、つい愛用しちゃいます。
  • 安値と言えば、中には「1円」(もちろん送料は別)の本も。
    なぜ1円? そんなに価値がないのか? 出品者が自店誘引用に戦略的値付けを行っているのか? それとも、送料の差額で利ザヤを稼いでいるのか?
    ま、いいんですけどね…。

2008/01/31 木

恋愛小説という名の山岳小説(?)

氷壁 (新潮文庫)
ヤマケイ読者推奨図書シリーズ。
その「第3位」に挙げられていた本です。
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2008/01/30 水

やっぱり北海道…

やっぱり北海道だべさ!!スペシャル版」 千石涼太郎 (双葉文庫)

つー本を読む。
本については、北海道の雑学一つに統計資料を一つ組み合わせて本になるんだからラクでいいなぁ…くらいしかないんですが、一カ所だけ、へぇと思ったくだりがある。
引用してみます。

平成4年度の公務員白書によれば、在職者数八四一三人、休職者二三人、派遣職員四人。全国的いや世界的な仕事をこなす通産省の在職者が五四三六人であり、世界をまたにかける外務省の在職者が四二三九人という数字に対して、あまりに多い職員を抱えている組織といわざるを得ない数字。
正直なところ、なぜこれだけの人員が必要なのかは、まったくもって見当がつかない。それはそれは有意義なお仕事をなさっていたのではありましょう。けれど、沖縄開発庁に一一三〇人の職員がいた以外、他府県にはまったく存在しなくても行政的にも困らないという開発組織に、なぜ何千人もの人員が必要なのか。いろいろと考えて合点がいかない。

北海道開発庁の話である。同庁は2001年の省庁再編の際に無くなった(国交省の北海道局になった。なお平成18年度末の同局の定員は6,159人だそうだ)。

北海道は地域も広いし、道行政も14の支庁に分割管掌しているほど。歴史的にも人為的な「開発」の対象だったのだから、いきおい役所もでかかったのだろう。

ま…。

「やっぱり北海道(地方)は食われているんだべさ!!」というのが率直な感想でありますね。

2008/01/29 火

ネット口コミ活用法

Web2.0時代のネット口コミ活用book
Web2.0時代のネット口コミ活用book」 村本理恵子 (ダイヤモンド社)


この手の本は鮮度が命なんですが、ちょっときわどいところですかねぇ。

口コミつながりで、こちらの本と同時期に買ったもの。
なんと9カ月も放置(笑)。

CGM(Consumer Generated Media)とは何ぞや? それすなわちブログでありSNSであり掲示板であり…なんつー説明は既に今さらですが、そうしたCGMに潜むバズ(ざわめき)から、あるマーケ的な傾向値を読みとるノウハウちっくなものは参考になりますね。
その具体的手法とかは(サスガ)書かれていませんが…(まぁそのへんはノウハウっつーよりか人海なんでしょうけど)。

思ったより面白かったです。

2008/01/28 月

腰痛

ええ、正直言って、痛いす(^^;。

昨夜は、腰が重苦しいせいか良くない夢をいっぱい見ました。
今日は朝から某資料整理と某原稿書きで、ずーっと机仕事の予定。
これはやばいオカン!

というわけで、午前中抜け出して久々の長生館へ行って来た。

今日はこれまでの大通の療院ではなく、「のれん分け」された新しい療院。今度は瀟洒なマンションの一室。待合室はサロン風である。ウェルカムドリンク(お茶)が出ちゃったりする。(なんか緊張するな(笑))

前が「フツーの一軒家」で、待合室が単なるお茶の間だったのから見たら(お茶の間にもびっくりしたが)、えらいギャップがありますなー。

センセイ方とはお互い知った顔なので、治療に違和感はナシ。

「滑りに行ってますかー?」なんて話から、某苫小牧夫婦の名前が出たりして笑う。(スラっと名前が出てくるのは凄いなぁ)

だいぶキいたけど、机仕事はやっぱよくない。
早々に帰りたいと思います。(それでなくても早々に帰るとは思うが(笑))

2008/01/28 月

リョーゲンの火のごとく

仕事の原稿で、「リョーゲンの火のように」と打とうとしたのですが、一発変換されません。

あれ、リョーゲンのリョーってどの字だっけ?
ちょっとド忘れ。

一応、正解イメージはあったのですが、念のため検索で確かめることにしました(フツーに辞書で確かめればよかったのだが)。

「リョー」の字がわからないので、「原の火のごとく」でググってみます。

したらまー…。

百花リョー乱です(笑)。

「僚原」「りょう原」「遼原」「煉原」「瞭原」「・・原」「焼原」「燈原」…。(「遼原」が多いかな)

明らかに誤字と思われるものもあれば、ひょっとしたらそういう言い回しがあるのではないか?と思っちゃうものまで多士済々。

ようやく正解と思われる「燎原」が出て来たのは、3ページ目の終わりまで行ったところでした。

頭がコンランしたので、辞書で再確認しますと、燎原で合っています。意味は「原を焼く火」で、「はるか(遼)な原の火」じゃありません(笑)。(つーか、じゃありませんと思います。)

ネット時代の言葉。やばいですよ。
「これが正しい」「これが間違い」なんてやっていると、ササれますよ。
Wikipediaじゃありませんが、刻々と変化するWiki国語辞典も必要かもね。

ちなみに「百花リョー乱」のリョーは、一応「瞭」ですね。(ウソ)

2008/01/27 日

(16)キロロ -10℃ ユキ

金曜はチト楽しい飲み会。
家についたら朝4:00(笑)。
しかも、内容はSoul Music(Live)をバックにDance Fever。何(十)年ぶりだ?踊ったのなんて…。それに、なんかビールをやたら飲まされた記憶あり。

油断。

土曜は当然、使い物にならず。久々の不覚。
時間を追うごとにひどくなるのがオレの常。
昨日までは、ちょっと登りに行こうかな、でも札幌圏は雪降りすぎだな、どうしようかな、などと思っていたが、そんなプランは夢の泡と消え、終日伏せる。

そして日曜。
一応、フツカヨイの方は回復。
定時に起き、まずはやす夫の発掘である。

そこはマンション、少しクルマを前に出して上の雪を落とし、あとはほったらかしておけば重機が来てきれいにしてくれるのだが、本当にそのままでは気が引けるので、スコップを取り出して軽く地ならしをしている最中のことであった。初めて穿く“ゴム長”が滑った。

ゴグルグキっっ

…と腰がすごい音を…。
あ、やばい…と思ったが、腰そのものではなく右骨盤の辺りだった。サイアクの事態は免れた。

ま、取りあえずキロロへ。
ピステンがきれいで柔かったのも幸いし、フツーに3本。
滑っている分には痛みもナシ。

(なので、過分な心配をせぬように(^^;)>誰となく)

とはいえ、荒れてきたり、転んだりしたらイヤなので早々に上がる。

今日は長峰でウハウハのはずだったのだが…うーむ。

現在、シップして養生中。
床に座るのはチトきつい。机でパソコンに向かっているのは大丈夫。横になっているより立っている方がラク。歩くときは別におじいチャンスタイルではない。
ま、大事はないでしょう。

そんな感じの週末であった。

2008/01/25 金

孤高の人

孤高の人 (上巻) (新潮文庫)
孤高の人」 新田次郎 (新潮社)


ヤマケイ読者推奨図書シリーズ。

昭和初期に「単独行での厳冬期縦走」で勇名を馳せた登山家、加藤文太郎をモデルにした小説。

新田次郎氏の小説は、どこまでが史実でどこから虚構なのかが判然としないんだけど(プロットや情景描写、セリフまわしなどは虚構であろうと思われる)、その虚構が何といっても面白い。
山になぜ登るのか。冬山とはなにか。雪とはどういうものか…単独行と孤独の狭間で揺れる主人公の思考に託して展開される機微に満ちたヤマ哲学。それらは、新田氏自身がヤマ歩きを通してしきりに考えたものであるに違いない。
その豊かなディテールが、岳人を…じゃないヤマケイ読者をいまも惹きつけてやまないのだろう。

読み進めるにつれて、(新田氏の小説のカラーだが)沈鬱な空気が漂い始めたりはするけれども、一気呵成に読了した。

(余談だけど、「孤高」と「偏屈」は表裏であると思われ(^^;))

*
加藤文太郎について、もっと知りたくなった。

はっ!と思い出したのは、手元にあるハズの「山と渓谷」2004年11月号。特集はズバリ、「単独行と加藤文太郎」。
本棚を見てみたら、あった。
買った当時は加藤文太郎って人を知らなかったのでほとんど読まなかったが(^^;)、知ってから読み返してみると大変に面白い。

主人公の最後のチャレンジの地・北鎌尾根の空撮。(遠望でも身の毛がよだつぞ)

主人公と奥さん、娘さんだけが実名になっている経緯。

遭難時のパートナーの描き方が事実と逆であると思われること。(そのページの筆者は、世が世なら訴訟モンだという。指摘はもっともだが、小説作法としてはこのように描くことに十分に意味はあると思う)

などなど、小説だけでなく、機会あればこちらも同時に読んだ方がいい。

*
底本として使われたという、「単独行」という本人の文章も残っている。青空文庫で全文を読むことができる。

「――今日は元日だ、町の人々は僕の最も好きな餅を腹一パイ食い、いやになるほど正月気分を味っていることだろう。僕もそんな気分が味いたい、故郷にも帰ってみたい、何一つ語らなくとも楽しい気分に浸れる山の先輩と一緒に歩いてもみたい。去年の関の合宿のよかったことだって忘れられない。それだのに、それだのに、なぜ僕は、ただ一人で呼吸が蒲団に凍るような寒さを忍び、凍った蒲鉾ばかりを食って、歌も唱う気がしないほどの淋しい生活を、自ら求めるのだろう。 ――」

加藤文太郎記念図書館のようすが詳しいサイトもある。

2008/01/24 木

新しい収益は新しいルールに宿る

「百度」にも「Googleを抜く・抜かない」にも興味はないけれど、この指摘はめちゃ面白い。

ぜひBaiduのMP3検索を(※引用注:中国が)合法化してほしい。

権利者は許諾権を放棄する代わり、収益をシェアすればいいのだ(Baiduは現に中国でやっている)。

中国が世界の8割を供給しているともいわれる海賊DVDの映像なども検索可能になれば、Googleを抜いて世界のナンバーワンになることも不可能ではない。

BaiduがGoogleを抜く方法 - 池田信夫 blog

確かに、もはや海賊版をいくら破砕してもキリがないだろう。
「海賊版に侵されている」と考えるよりも、「海賊版で食ってやれ」と逆転させて考える方が生産的だ。

「著作物を権利で保護する」という誰かが「決めた」枠組みのもとで既得権益にしがみついているヤカラは、本格的に中国に食われることになるだろう。

2008/01/22 火

横着応援テレビンツール

shinpapaさん経由で、すげー画期的な新兵器を知りました。
フツーのテレビンを、ステップイン方式に変えることができる装置

コロンブスの卵的な目のつけどころですね~。

確かに、テレビンをセットするのは(かがんで結構ムリな体勢をしなければならいので)めんどくさい。つーか身体かたいおじさんには辛い。
非常にシンプル(そう)な機構・使用感ぽいところも気に入った。

普段、ちょっと、単純に、邪魔じゃないのかなと思わないでもないですが、ぜひ一度使ってみたいものであります。
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