2008/03/31 月

コメントスパム(悩)

ここ2~3日は沈静化しているものの、最近コメントスパムがひどいんですよね~。
(カキコやコメントの際にスクリプトエラーが出るのもこれに関係あるのでは?と踏んでいるのですが…)

なんとか根絶やしにしたいもんですが、これは人類がなくなるまではなくならない類のものかも知れません。

ともあれ、少し対策を強化することにしました。
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2008/03/31 月

ガソリン税騒動

そもそもなんで数十年にもわたって「暫定」なんだろう? と思うわけですが、この説明はかなり明解ですね。

優遇措置を多く作り、かつそれを恒久的なものとせず時限的なものにするのは、企業や業界団体の寄付に対するインセンティブを高めるためだ、ということを。

誰も言わないガソリン税騒動の真因 - 技術経営戦略考 - Tech-On!

2008/03/31 月

漂泊の才能

ジャック・ロンドン放浪記 (地球人ライブラリー (014))
ジャック・ロンドン放浪記 (地球人ライブラリー (014))」 ジャック・ロンドン (小学館)


アメリカ大陸横断鉄道の黎明期に、列車にタダ乗りしては全米を股に掛ける放浪者群がいたという。その名をホーボー。

あっ、ホーボージュンっていうアウトドア・ライターがいるけど、語源はこれだったんですかね。(ほうぼう放浪するからかと…(^^;))

ジャック・ロンドンと言えば、「野性の呼び声」を始めとした作品をものした20世紀初頭のアメリカ文学の寵児。若い頃、彼もまたホーボーの一人だった、それもとびきり“優秀”な。

この本は、その時期のことを綴った自伝のようなものである。列車に潜り込むさまざまな手口や、車掌・制動手といった係員をいかに出し抜くか、行った先々での物乞いの上手なやり方…などのわくわくする冒険談。

もちろん、著者のように“優秀”なのもいれば、新米のうすのろのと揶揄されるような“できない”奴もいる。

なにしろ放浪ひとつ取ってもスケールが違うなぁと舌をまく部分がありつつ、誇り高き放浪者であっても、例えば平凡な労働者であっても、結局人生の成不成を分かつものは才能のあるなしなのよね、とちょっと空しくなる本でもある。

こういう本を読んで空しくならずに、漂泊の望みに取り憑かれちゃう人もいるに違いない。それまたひとつの才能ではあろう。

2008/03/30 日

(28)キロロ -2℃ ハレ

もうだいぶスキーにも飽きてきたな~(笑)というのを若干抱きつつ、キロロへ向かいます。
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2008/03/28 金

蝦夷漫画

幕末の探検家で「北海道」の名付け親、松浦武四郎(一八一八-八八年)が残した、北海道とアイヌ民族に関する記録や絵図など千五百三点が国の重要文化財(重文)に指定されることが決まった。アイヌ民族関係資料の重文指定は初めてで、関係者は「アイヌ文化の伝承や保護の弾みになる」と歓迎している。

文化・芸能 北海道新聞


今朝の新聞に、その資料のうち「蝦夷漫画」の1ページの写真が掲載されていました。リムセの様子ですかね。
次いでWebサイトを見ると、その写真がカラーで掲載されていました。

ほかの画像も見れないかな?と思ってググってみると、なーんと、全文があるじゃないですか!

驚くなぁ、インターネット。

北大図書館のサイトです。

日本語読めないけど(アメリカ語習うより、こういうの読めるようにする方が先決かもねぇ(^^;))、非常に興味深いですね。

(17:10追記)

羊蹄ハケーン!

東北アブタの奥に立?形ち富士の如し

ながめやるかぎりの???白妙の
いずれをそれと後方羊蹄(知るべし)の山

か?

2008/03/27 木

疑う技術を疑う技術

疑う技術―ウソを見破る9つの視点 (PHP新書)
疑う技術―ウソを見破る9つの視点」 藤沢晃治 (PHP新書)


地頭(ぢあたま)力という言葉がはやっているようですが、それと一脈通じます。ある事柄のウラにある真実を見抜くために、鵜呑みじゃなくて「ちょっと待てよ」と考える余裕と視点を持ちましょう、という本です。

かくいう余裕を持つためには、鵜呑みをして胃を痛めるような経験がいくつも必要なんでしょうけどね。

しかし感心…というより笑っちゃったのは、これまで宣伝や企画提案の仕事を通して使ったことのある“方便”が全部書いてあること。説得術というのは相手の疑いを解く術ですから、騙し術と紙一重なんですね、きっと。

だから「疑う技術」じゃなくて「騙す技術」として読むと、この本の“面白さ”がさらに増すかも知れません。

2008/03/26 水

明るいエロ

これは確かにスゴイ……!
(会社等での閲覧注意(笑))

2008/03/25 火

究極の雪崩対策ギア!

もうすっかり季節はずれな話題ではありますが。

ヤマケイ4月号に掲載されていた、アバランチギアです。
スイスのSnowpulse社が開発したエアバッグシステム、「Life Bag」。
ショルダーストラップに納められた(滑走時には露出させる)紐を引っ張ると膨張し、浮力を確保すると同時に頭部を保護。もちろん雪原で目立つ。雪崩に埋まるとバッグはしぼんでエアポケットを作る、というものらしい。

こんなのがあればいいのに…と思っていた、まさにドンズバな製品ですね、イメージとしてはね。

Wildsnowさんによると、重さはパック込みで3kg(単独では1.3kg)、またpierre-yves氏(Snowpulse社CTO)のコメントによると、プライスは800ユーロ(今日の相場なら12万6千円くらい)内外になるとのこと。

映像もあります。
ザックの中にボンベが仕込んであって、当然、再充填もできるんでしょうね。(エアの調達はどうやってするんでしょうか…(^^;)あ、エア○ォーター社がありますね!(笑))

まだ手が出るっつーもんでもありませんが、こういうのが続々と出てくるといいなと思います。
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2008/03/25 火

ゴダイゴ

異形の王権 (平凡社ライブラリー)
異形の王権」 網野善彦  (平凡社ライブラリー)


12~13世紀の習俗から、歴史の陰の部分を掘り起こそうという本です。
先日読んだ本(「山の人生」)が民間伝承からそれを読み取るなら、これは現代に伝わっている図版を解いて行こうという(一応)趣向です。

「異形」というのは、卑賤の者たちの装いのこと。
シモジモの服装なんてのは、確かに文書には書かれにくく、“なんとか図絵”の片隅に描かれているのを拾って行く作業なわけですな。

卑賤とは言ってもそれは金襴や覆面、柿色の山伏服で、それらがなぜ卑賤に貶められていったか?(被差別化の進行) や、名前くらいは知っている「後醍醐天皇」が、権力を我が手に奪還しようとしたときに、密教の法衣や法具を手にしていた…すなわち異形を身にまとっていたのはなぜか? それが後世に与えた影響は? などが語られて行きます。

一般啓蒙書ではなく学術論文で、専門用語が解説なく出て来たり、議論が極度に微細にわたったりしているので、若干読みづらくはあったのですが、当時の天皇がこうして一個の性格として見えて来るのはやはり面白いですね。

高校時代とかにこういう本を読むようなリテラシーがあったら、日本史も楽しかった(し頭に入った)ろうなぁ、というのが率直なところです(´Д`;)。

2008/03/23 日

(27)キロロ 6℃ ハレ

キロロ、到着時の駐車場で6℃です。ピーカン。日差し強いです。あったか…いや暑いです。フード付搬器の中は蒸し風呂さながら、黙っていても汗がじわっとにじんで来ます。
ほぼ一カ月前、バラクラーバかぶって寒さに耐えていたのと同じ場所だなんて信じられない、って感じですねぇ。

もう、フツーのウェアではムリ。ベンチレータも開けまくり、フードにはらむ風は完全に春のそれでした。

それでも朝イチのピステンはガチガチで、なまらスピード出て面白かったです。

あと何回滑れるかな~。
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