馬の急性伝染病。ウイルスによって発熱と呼吸器障害をきたす。 伝染は空気感染の形をとり、その伝染力は極めて強い。日本では1971〜72年に流行し、競馬の開催が中止となったケースがある。潜伏期間は3〜7日で、39〜40℃の発熱、水様性鼻汁と激しい咳が特徴。 現在、乗馬を含む軽種馬は予防接種が義務づけられており、中央競馬では、予防接種を実施していない馬の施設内入厩は拒否するなど、防御に努めている。
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