決勝審判が到達順位を判定するために参考とする決勝線上の各馬の写真をいう。 また、この写真を参考に順位を決定することを写真判定という。アタマ差、ハナ差など僅差のレースでは、正確を期すため必ず写真判定が行われる。 この写真の撮影機には普通のカメラのようなシャッターはなく、レンズの焦点面(フィルム面)の前に縦のスリット(隙間)を設け、これを決勝線に一致させておき、フィルムを走る馬の早さに合わせて横に動かすことにより、決勝線に到達する順序通りに各馬が写る仕組みとなっている。
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