キャリアが浅く、減量措置の対象となる選手。見習い騎手。
騎手免許を取ったばかりの若い騎手は、ベテラン騎手に比べると技術が未熟で、同一条件で競走した場合どうしても不利になる。そこでこういう騎手に騎乗機会を多く与え、育成を図るため、減量制度がとられている。
その内容は、数え年26歳以下の見習騎手が、特別競走(重賞競走を含む)またはハンデキャップ競走以外の平地、障害競走に騎乗する時、勝ち鞍が
・20勝以下は3キロ減
・30勝以下は2キロ減
・40勝以下は1キロ減
の負担重量で騎乗することができるというものである。
ただし、見習騎手が数え年27歳になった時、または数え年23歳以上で勝鞍が40回を超えた時、この指定は取り消される。
出走馬名表には20勝以下が▲、30勝以下が△、40勝以下が☆で表示される。
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