●競り(せり)

公開で買い手に競らせて売買する方式。
生産地における若駒の売買、生産者の繁殖牝馬の導入、現役競走馬の中央、地方間の移動等の取り引きをする場合に、売り手は提示した額(お台)以上で、最も高い値を付けた買い手に売る。しかし、お台の時点で買い手から誰一人声がかからなかった時は「主取り」と言って売り主が買い取ったことになる。
現在出走している抽せん馬は、中央競馬会が定められた市場で、競りによって一定の範囲内の価格で購買した馬を、その購買額の平均額に育成経費を上乗せした価格で、希望する馬主に抽せんで配付売却した馬である。

戻る