ひづめの保護と磨耗予防のため、馬のひづめに打ちつける鉄板のこと。
次のようなものがある。
・平常鉄(調教用蹄鉄)
調教と平時の運動に使われるものがある。これは、極軟鋼と言われる鉄によって作られており、重さは220g程度。
・ニューム鉄(競走用蹄鉄)
平地、障害の実戦に使われる。その名の通りアルミニューム製で約75gと軽く、勝負鉄とも言われる。
・あいのこ鉄(兼用蹄鉄)
蹄の質の悪い馬に対して、平常時と勝負に両用できるアルミニューム製のもの。
以上の3種が競走馬に使用されているが、馬の肢勢、蹄の構造、歩様などによってさまざまな特殊な蹄鉄が作られている。
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