各窓口に設置された発売機、払戻し機、表示装置とコンピュータが組み合わされた勝馬投票方式のシステムを総称してトータリゼータシステムと呼んでいる。
現在設置されているトータリゼータシステムでは、勝馬投票券の発売と払戻しを大型コンピュータで一括処理しており、さらに発売票数の集計値などの情報を即座に自動的に処理する。この刻々と変動する発売票数に応じた概算配当率(オッズ)は、一定の時間間隔をおいて、表示装置に表示される。
この発売票数、概算配当率や払戻金等の情報を表示する、競馬場の中の野外表示装置をトータリゼータオッズボードと呼ぶ。
トータリゼータシステムが導入される1966年以前は、トータライザーといって、集計された売上高を人為的に電動表示板に掲示していた。さらにその前は、黒板に勝馬投票の売上高を掲示する方法しか取れなかった。
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