なめらかな?山歩きのために
2007/06/06 水 11:00
HY
「山と渓谷」6月号に、「ナンバ歩きでラクラク登山!」という記事が載っていて興味を駆られたので、参考文献として紹介されていたこの本を読んでみた。
ナンバとは、古武術に見られる術理。
武士の歩き方はみなこれだったというし、相撲のスリ足や歌舞伎の所作などもこの作法にのっとっている。
近くは、陸上の末續慎吾がこの動きを取り入れ、めざましい活躍をしている。
簡単には、「右足を前に出した時、右手も前に出るような歩き(走り)方」と説明されるが、これは必ずしも本質的な説明ではなく、動作の一結果に過ぎない。
キーワードは、「捻らず」「うねらず」「踏ん張らず」。
コア(体幹)を捻らないこと、遠心力に振り回されるような動きをしないこと、力が入ったり衝撃が発生するような動きをしないこと。
そのためには、例えば肋骨や骨盤、膝を柔らかく扱う必要がある。
で、それによって、「俊敏な方向転換」、「予備動作を必要としない効率的なエネルギー伝達」、「体に負担のかからない運動」が可能になる、というのである。
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