劣化の構図
2007/10/25 木 19:16
HY
改めて、なんで「庁」を「省」にしたのかべんきょーしてみる。
省ならMinistry(もともとは聖職者、奉仕する者、という意味らしい)だが、庁はAgency。つまり実行機関であり(この庁には立案機能はあったようだが)、総理府・内閣府の外局という位置づけにあった。
省になるとなにが違うか。どうも、事務手続が1ステップくらい短くなった(直接予算請求できるなど)、「隊員」の士気向上、他国の同等機関との均衡改善、程度のことだという。
だったら名前くらい変えてもいいじゃないか。そうやって、なんだかよくわからないうちに「昇格」してしまった。
だったら名前なんか変えなくてもいいじゃないか。という意見は封殺されたようだ。
役所は肥大したがるし、力は強くなりたがるから、自分が昇格したいのはわからなくもないけど、そもそも戦争放棄や軍備非保持の理念があるからこそ他ならぬ「庁」だったのではないか。他国との…、つったって他国とは事情が全然違う(そもそも合憲じゃないじゃないか)のに、なぜ均衡なのか。
まったくよくわからない。
で、名は体を表す。
名前が変わった途端に、何か暗然としたものが噴き出している。
「80万を20万と誤記した」「国家機密がファイル交換ソフトで流出」「セクハラ」「首都を離れて毎週ゴルフ」…どれもうわべは一見単純なスキャンダルのように見えるけど(そして出てくるうちはまだいいけど)、外れたタガはそのまま「文民統制の危機」へとつながっていくのではないか。
恐ろしいことだ。
(2007/10/26追記)
昨日付の田原総一朗氏のコラムが面白い。
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