「安さ」とは何か

2008/03/03 月 18:26
HY


先日、スーパーT社が大規模な値下げ企画を実施する、という報道があった。原油や穀物などの原材料、そして追い打ちをかけるように小麦粉が3割もアップするとあっては、さすがの“高品質路線”も軌道修正を迫られたということらしい。
北海道内では、GMSのA社やS社、スーパーB社などが既に「価格据置宣言」を出しており、これらに対抗する意味もあるだろう。

なにしろモノは安いに越したことはない。
そもそもスーパーは“安さが売り”である。

だが…。
安さをどんどん追求して行けば、利益率は下がり、企業体力が削がれる。もちろん売り手だけが痛い思いをするわけではなく、取引先各社にも一部負担を要求することになる。極端な例では、例の「畜肉偽装事件」も、売り場からのコスト要求が底流にはあるだろう。それでなくとも、商品の品質や量目が落ちて行くことにはつながりかねない(実際にそうなっている)。また一律的なコスト削減は、社員・パート・取引先企業の「やる気」も削いでいくことになる。
そうしたクオリティの低下は、ひいては顧客サービスの低下にもつながっていく。
長い目で見れば、“安さは諸刃のやいば”にほかならない。

一方、我らがC社は、この動きに対しては静観の構えである(PB(Private Brand)商品はそれなりに低価格維持基調なんだけど)。
長い目で見れば正しい態度である、とオレごときは思うんだけど、他社が低価格を打ち出している以上、黙って手をこまぬいているわけにも行かない。いかに価格で対抗して行くか、あるいはいかに価格で対抗できているように見せるか(つまりは「安さ感」の追求)は避けられない課題となっている。

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