「安さ」とは何か

2008/03/03 月 18:26
HY



そこでこの本。
ヒントでも載っているかと思って安土敏氏シリーズである。

image[「安売り」礼讃に異議あり]
「安売り」礼讃に異議あり」 安土敏 (東洋経済新報社)

結論から言うと、「安さとは何か?」は教えてくれるが、もっと卑近な関心「安さってどう作るの?」については(社会的な枠組みとかの大きな話ししか)教えてくれないのであった(´Д`;)。

もっとも、示唆は随所にある。三点ほど挙げてみる。

まずは、「安さとは何か?」。他店の同じものより低価格であるか、他店の同じ価格の商品よりも品質がよいか、どちらかである。要は相対的な問題であって、ひとつの「安さ」というものは存在しない。

二点目は、「スーパーマーケットとは“そもそも安さが売り”な店のことではない」という驚くべき指摘である。

アメリカ国で生まれたスーパーマーケット、その原点に立ち返ってみると、それは「近所にあって普通の食料品を売る店」である。(前に読んだ「創論」でも説明されている)
目玉として値引き販売も行うし、企業活動として安さを追求するのは当然のことだが、それは実は本質ではない。「普段使いの食品」という切り口のもとでは、安さだけではなく、提供のタイムリーさ(新鮮さや旬)、関連性の提示(同一商品の選択肢やクロスMD)、食生活提案(メニューやレシピ)など、さまざまな要素が付加価値(競争力)となり得る。

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