高価で乾燥的なワルツ

2008/12/08 月 11:59
HY



これはよかった。
1曲目と同じオケとは思えない。音のコアがピアニストに移ったからでしょうか…。

ピアノの音がやや埋もれてしまったり(これは席(2階L=ピアノの斜め後ろ)のせいもあると思うけど)、オケとのアンサンブルがやや不安定なところがあったりはしましたが、全体の中ではそんなのどうってことない。
特にカデンツァのコロリコロルリというアルペジオの美しさにはひたすらうっとりでした。


休憩を挟んで3曲目「道化師の朝の歌」、4曲目「高雅で感傷的なワルツ」…このへんはまたあれぇ?です。

時間合わせで急遽入れたんじゃないか、これで終わったら金返せもんでは? 高関さんのシンパにはやっぱなれないなぁ、とまた余計な考えごとが頭をもたげます。

そしてラスト、「ラ・ヴァルス」。
3拍子が続くこともあっていささかゲンナリしつつあったのですが、これはまたよかった。さすがにメイン・ディッシュはよくこなれていて、聴かせました(この曲に限って指揮者が暗譜で振っていたのもひょっとしたら関係あるのではないか)。


ラヴェルの絢爛とした音楽(フランス風、スペイン風、ニューヨーク風のモダンな空気)を札響はどう聴かせてくれるのかな、と興味しんしんだったんですが、よかったんだかよくなかったんだか、よく分からない演奏会でした(^^;)。


*
ところで、普通なら縁の下の力持ち・コントラファゴットがラヴェルでは時々オイシイ役目を担います。艶っぽいいい音出してるなぁ、と思って見ると、あっと思い出しました。札響の3番ファゴットの方は女性なんですね(夏山さんという)。

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