ルールのビミョウさについて

2009/09/01 火 15:48
HY


先の日曜のプロ野球、ホークスvsファイターズ戦。
ナシダ監督が退場になった。
抗議が長引いたため(というか、監督が判定を飽くまで不服としたため)である。

ファイターズ・ニオカ選手の送りバントに対して、ホークス・タノウエ捕手がボールを捕ろうとして交錯、ニオカ選手が守備妨害を取られた。

が、見る限り、これは明らかに誤審である。ニオカ選手が走り出そうとするところへタノウエ捕手が故意に突っかかっており(むしろ走塁妨害である)、あれが守備妨害なら右打者の送りバントは無くなる。

ナシダ監督の猛抗議が始まった。

ただ、この判定には伏線があった。

前の打席のコヤノ選手の送りバント。これは小飛球となったが、コヤノ選手はホームベースの真上で一瞬立ち止まり、打球を見守っていた。タノウエ捕手はコヤノ選手をかいくぐるような形でボールを捕球しようとしたがそれを取りこぼし、結果コヤノ選手は1塁セーフとなった。

こっちのプレイはグレーである(笑)。

守備妨害と言われればなるほどそうだなと思ったろう。だが審判はフツーにセーフをコールした。

当然ホークス・アキヤマ監督は抗議する。判定はもちろん覆らない。アキヤマ監督は引き下がった。

この直後の、ニオカ選手のプレイだったのだ。

主審、アキヤマ監督に叱られた直後だったので、今度はルールを厳密に適用したのかどうか、つい必要以上の判定を下してしまったと言われても仕方がない。

で、ナシダ監督は抗議を続ける。
一度出た判定は覆らない。
審判に促されて矛先を収めれば、退場まではなかったかも知れない。だが元捕手としての「常識」もあり、誤りに対してガンとして身を挺した。

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