充電池でビーコン

2010/01/31 日 13:52
HY


アルカリ乾電池1.5Vに対して一般的な充電池は1.2V。回路が1.5Vで設計されているはずなのでまったく動作しない。という意見を見かけたが、その辺が正しい気がする。

さて、ビーコン(PIEPS DSPの初期モデル)を2台。それに通常(標準)のアルカリ乾電池と、充電池エネループをそれぞれ用意する。

片方のビーコン(アルカリ乾電池入り)を発信モードにし、バッグに入れて放置。もう片方(同)を受信モードにして持ち、電波をぎりぎりロストしない距離まで離れる(直線距離約50m、表示距離79m)。

その位置で、満充電したエネループに交換する。

image新品のアルカリ乾電池なら残量100%と表示されるところ、エネループは88%と出た。

image受信モードにすると、電波は捉えなかった。やっぱり…と思ったが、2†3歩前へ出ると、やや不安定(ついたり消えたり、ついても距離表示が若干迷ったり)ながら表示はされた。さらに2†3歩進むと距離表示が詰まり始め、方向も問題なかった。

どうやら「動作はする」らしい。

ま、この程度の実験だけど、電池の保ちや探索距離に影響がありそうなのと、動作の不安定さはやはり気になる。実際に使うことはないと思う。というのが結論だな。

ヘッドランプには同じ単4のエネループが使えるので、万一の時(想定しにくいけど)に予備として考えることはできる、くらいか。

imageちなみに、実験場(近所のN公園)は写真のごとし。電波はループ状に走っているので、ビーコンが指示する方角へ歩くと左側の線のようになる。上記の直線距離と表示距離の差はこれだろうか。


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