ちょっとマタギに憧れる
2010/02/04 木 10:56
HY
以下、メモ。
雪崩について
- 寒30日の間は絶対に豆を煎ってはならない。豆のはじける響きで雪が裂け、雪崩が起きるからである。
- 鍋のツル越しに飯を盛ると雪崩に遭う。また鍋の蓋で握飯を握って持って行ってもいけない。
- あるマタギが山から4日も戻って来ないのでもしやと探してみると、途中に雪崩れた跡があって、その上にマタギの犬が座っていた。そこを掘ってみると果たして埋まって死んでいた。
- マタギは一生のうち一度は雪崩に遭遇するものである。
- 雪崩よけの呪文:
「山の神 頼む/此のヒラマエ(斜面)を/安穏に通らせ給え/アブラウンケ、ソワカ」
「マル(摩利)四天王/浮かすこと/此の場をお通りのうち/お待ち給えや/南無アブラウンケン、ソワカ(三唱)」
「南無財宝無量/寿岳仏(二万二千遍唱える)」など
※山の神は嫉妬深いというから、よその山で唱えると却ってたたるかも(^^;
熊について
- 熊は穴から穴へ移るときや春に穴から出るときに、足跡を見つけられないよう吹雪の来る前の日をよく知っていてその日に行動する。
- 熊は穴に入る時に後ろ向きに入ることがある。「出て行った穴と思わせるため」だという。
「マタギ」の語源について
- マタギは殺生をするような鬼の又鬼だから「又鬼」。
※登場するマタギたちはみなこの説。 - 山の峰を跨いで行く、山跨ぎだからマタギ。
- 山で果てるの意の「山立」の転訛。マタギの伝説上の総元締と言われる万字万三郎の肩書きに山立と書いてあるものがある。
- インドの屠殺業者マータンガの転。
[7] beginning... [9] >>
comments (0)
trackbacks (0)
<< 充電池でビーコン
アメリカはなぜ… >>
[0] [top]