イギリス語、話せますか?
2010/03/01 月 16:20
HY
「英語」と、日本では一般に呼び慣わされている。これは「英吉利語」の略に過ぎないのではあるが、他国の言葉を呼ぶのに英知や英雄に通じるこの文字を使い続けているとは何事か。「米」だって同様である。欧米、特にアメリカに対する日本の卑屈に拍車をかけるようなものではないか、けしからん。
と、確か本多勝一氏が言っていて、激しく同意した覚えがある。
他の言語はと見ればフランス語とかアイヌ語というように主として国名や民族名がそのまま(もちろん日本語への音写だが)使われるケースが多いのに、なぜに英語だけ(独語とか露語とか略語として言うことはあるにせよ)特別扱いなのか。けしからん。
というわけで、当ブログでは英語といわずイギリス語またはアメリカ語と言って来た。(偏屈だからな)
もっとも、語源的に見るとイギリス語というのも誤りで、イングランド語(いわゆるイギリスの一地方)が正しいらしい。さらに「イギリス」は日本での通称であり、国際的に通用する言い方ではない。難しいところである。
話は変わるが、日本人は義務教育でイギリス語を習う。なのになぜ大半はイギリス語を解さないのか、とよく言われる。
これは答えがはっきりしている。必要ないからだ。
日本では幸いにして、イギリス語圏の文物はちゃんと翻訳してくれる人がいて、提供してくれるところがあった。先進国で起こっている一通りのことは日本語で知り得たし、勉強もできたのだ。
一方、例えばアフリカや東アジアなどの発展途上国ではどうか。かの国の民衆がブロークンながらイギリス語を口にしているのをTVなどで時折見かけるが、それは外の情報を得たり、なにかを伝えるためには、世界で最も多く使われているというイギリス語が切実に必要だからだろう。
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