イギリス語、話せますか?
2010/03/01 月 16:20
HY
「
ニホン語、話せますか?」 マーク・ピーターセン (新潮社)
明治大学政治経済学部のアメリカ人先生(比較文化・比較文学)による、アメリカ語ネイティブから見た日本のアメリカ語事情に関するエッセイ集。
著者が直接日本語で書いている本だと思うけど、まず、日本人が書くのよりも微妙に鋭い(舌鋒ならぬ)筆鋒が面白い。
「…のを見ると殴りたくなる」、「ブッシュ(子)のアホ度」などの直截的な表現のほか、ゴマカシ、デタラメ、阿呆らしい、ガサツだなど、ナマっぽいというか、日本人だったらこうは書かないのではないかと思われる単語がけっこう目に入るのである。
これだけ書ける人なら日本語の習熟度の問題とは違うだろうし、この一種特徴ある文体に、まずアメリカ的な指向を感じる。
本の内容は、日本で見られる報道、文学、映画や日頃の生活の中に横行している“ヘンなアメリカ語(やその訳文)”を、
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