正体は枯れ尾花?

2010/05/18 火 18:11
HY


もちろん民主党の話。

今は普天間(ひいては日本の安全保障)の迷走問題で持ちきりだが、公務員制度改革の骨抜かれ(財務省の影)や天下りの「解禁」など、「公約破棄」の雨嵐。各バラマキ施策も右往左往している。政権党としてのまとまりもなく、閣内・党内も煮すぎたソースのように分離気味。カン性が勝っているおばさまの小党とか、私怨で改革をズタズタにしたおじいさまの小党などにいいように振り回されている。

首相からして……田原さんのように「首相はそれなりにブレてはいない」と見るむきもあるが、構想力・決断力・指導力の不在は動かし難い。なにしろ國民の心を束ね、海外からもわかりやすいスローガン(全体戦略)がなく、中長期のビジョンが見えない。

果ては参院選に向けて國民を愚弄するかのようなタレント議員の(集票のための)擁立、さらにその先には大儀なき大増税が待っている。

このままでは國民生活も國も破綻だ(早い話が、食いっぱぐれる)。

「また1年で」にはなるが、現首相には早期に退陣願った方がよい。いよいよ小沢氏に責任持って立ってもらうか、もしくは現首相と小沢氏もろともに去ってもらい、「本当の民主党」の姿を見せてもらうか(そんなものがあれば)だが、もっといいのは自民・民主の旧権力系の人と、新たな問題意識を持った人とで大きく席替えをして、心あるほうに政権を担ってもらうことだ。

その席替えに向けたレバレッジ(てこ)になりたいと言っているのが、みんなの党である。



というところで、この本を読んでみた。


image[民主党政治の正体 角川SSC新書]
民主党政治の正体」 渡辺喜美 (角川SSC新書)


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