もう一つのA代表
2010/05/19 水 20:35
HY
こうした凛とした言葉に、読み手は大いに勇気づけられる。
一方、ディシプリン(規律)という単語がよく出てくる。日本人は規律正しい國民だが、ことサッカーではそれが硬直化に繋がっている、という。
サッカーのディシプリンを背骨に持っているチーム(国)は強いが、これは練習などで身につくチームの戦術や個人の運動能力以前にあるサッカーの“常識”、もっと言えば“サッカー脳”を体内に持っている、という意味に思われる。
大事な試合になると平常心が保てない、というのも同根かも知れない。
こうした言葉には、日本は世界での経験、サッカーの伝統が圧倒的に少なく、まだまだW杯で(フロックなしに)勝ち抜く段階にはないのだろうと思わせられる。
日本には…もちろん悲観する必要はないが…まだ早い、というのが本音のところではないだろうか。
外側から見た、日本選手の特徴(弱み)も、ズバズバと突いてくる。
率先して行動を起こさない。
リスクを冒さない。
ハングリーさがない。
無関心である。
責任感がない。
自由がない。
もうほんとにズバズバです。
でも、なーに言ってんだいこの人、という気がしないのは、その一つひとつに思い当たるフシがあるからだ。
話題はサッカーの周辺から動かないが、内部からはなかなか見えない「日本人論」、または「日本そのものへの提言」と読んでもいい、優れた洞察がある。
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