貧困大国への道 II
2010/08/12 木 15:02
HY
大学を出れば、いい職業や安定した生活が手に入る…。
そう考えて、甘いコピー(誘い文句)が踊る民間の奨学金を利用したはいいが、ある日突然金利が吊り上げられたり貸し剥がしに遭ったりする。大学を卒業しても就職先などロクになく、雪だるま式に膨れあがった借金は、破産宣告しても、本人が死んでも追ってくる(法的な救済措置が存在しないらしい)。
なぜそんなことになっているかと言えば、もちろん儲け主義しかない教育金融業者が出現し、政府をカネと周到なロビー活動で突き動かして公的予算を削らせたり自分のみに都合のいい法律を作らせたりしているからだ…。
さらに戦慄さえ覚えるのは、スリーアウト法とかホームレスへの厳罰化などで逮捕・拘留者を増やし、極めて安価かつ忠誠度の高い労働力としてテレコムセンターなどのアウトソーシング市場に「売り渡している」という事実である…。
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