シベリウスの謎

2011/05/15 日 15:48
HY


大物になり過ぎて、外とつきあうのが煩わしくなった…(もともと社交的ではあるが、器用なタイプではなく創作に没頭したい職人肌…的な人物だったようだ)
年いって自己批判精神が強くなりすぎ、書く曲書く曲気に入らなくなってしまった…

などの理由が示唆されるが、確証はない。

この本の執筆時点(再版の1976年頃?)に、晩年の書簡集や日記をもとにした本(原典はスウェーデン語)の英訳が始まっているのでそれを待ちたい、ということだったが、1982年に書かれた巻末の補記にもその辺のことは書かれていない。

その点、もう少し新しい本にも当たってみないと、というところである。

imageあと、長く「ヤン・シベリウス」と呼んで来たんだけど(だって、その方が北欧ぽいし)、フランス風に「ジャン・シベリウス」と呼ぶのが妥当であることや、フィンランド語では原則として語頭にアクセントがあるそうで、「シベリウス」と呼ぶのが本来であることなどは、へぇー、を超えてむしろ青天の霹靂であった。

イメージ変わっちゃうなぁー…。

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