下流社会

2006/02/08 水 16:38
HY


image[下流社会 新たな階層集団の出現]
「ジニ係数」という言葉が北海道新聞(卓上四季)に載っていて、おお†時代のキーワードじゃのう、と思った。
ジニ係数というのは、仮に一人が全世帯の所得を独占した状態なら「1」、所得が全世帯同じなら「0」となる数値である。日本は1980年に0.31だったのが、2001年には0.38に上昇したという。つまり、「所得の占有率が上がった」=「所得が偏った」=「格差が広がっている」ということがわかる指標なのである。
なんで「時代のキーワード」などと思ったかというと、ちょうど、その話から始まる「下流社会†新たな階層集団の出現」(三浦展著、光文社新書)という本を読んだところだったから。
マーケティング関係ではトレンデぃ†な一書なので、道新もソースは同じかも知れない。

「下流」というのは著者の造語だそうだが、「基本的には“中の下”であり、食うや食わずの“下層”というわけではない。しかし“中流”に比べれば何かが足りない。何かとは、“意欲”である。中流であることに対する意欲のない人、中流から降りる人/あるいは落ちる人、それが“下流”」なんだそうだ。
1億総中流時代と言われたのはバブル前の頃であったが、その中流が分解し、下流に向かう人が増えている。

折しも「社会の格差を首相が認めた」とか何とかが話題となっている。でも意欲や能力がない“下流”なヒトビトが増えて格差が広がっているというのは、別に首相の失政ばかりではなく、物量的に豊かな(だった)時代の帰結なのではないかという気がしている。

[9] >>
comments (3)
trackbacks (0)


<< (18)(19)甥っこと滑ろうDAY
ヒラフの積雪 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.23R]