リサイクルしてはいけない

2006/06/21 水 22:13
HY


image[環境にやさしい生活をするために「リサイクル」してはいけない]
リサイクルしてはいけない (武田邦彦) 青春出版社

ペットボトルをリサイクルすると、単純に焼却した場合の3倍以上の資源・エネルギーを消費するという事実。
「紙を使うと森林が破壊される」は嘘であるという事実。
自然が46億年かけて貯めてきた資源を、人間の肥大した文明社会はわずか100年で使い切ろうとしているという事実。

こうした事実を突きつけられて、愕然としない人はいないでしょう。
われわれの「常識」と随分かけ離れているからです。

そりゃ、「ゴミの分別といったって、けっこうみんないい加減だよなぁ」とか「どれほど、再生資源になるのかなぁ」とかいうことは何となく肌合いとしては感じていても、行政やメーカーやCMがこぞって分別やリサイクルを奨励しているのですから、よかれと思ってせっせと分別廃棄をしては環境に優しいことをした、と満足もするでしょう、普通。
でもそうした努力が、収集(移動)・洗浄・選別・再成形の過程で、ガソリンや電力、人間の活動という別の形でエネルギーの浪費を生み出しているとしたら、われわれのやっていることは一体なんなのでしょうか。

*
石鹸と合成洗剤の比較など、「?」な議論もあったのですが、中でもうひとつ禿同だったのは、「あなたは真夏に暖房をつけますか?」という問いです。
誰しも「まさか。何を言ってるんですか」と答えるでしょう。でもエアコン(クーラー)は、「外を暖房する機械」である、ということです。自分だけが快適になって、環境のことは顧みない。中央だけがよくて地方を顧みない。先進国だけがよくて後進国を顧みない…人間とは、そうした生き物なんですね、結局。


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