縄文は進んでいた。が…
2009/02/20 金 14:58
HY
そういう時には重なるもので、例の凄みのある書評(参照)でも縄文がテーマになっていて、中で取り上げられていた
「
世界史のなかの縄文―対論」 佐原真/小林達雄 (新書館)
という本を読んでみることにした。
日本の歴史の中でというよりも世界の同時代の中で縄文を捉えてみようというものである。
実は縄文は、当時世界の中でもかなり進んだ、トップクラスと言ってもいい文化であった。四大文明のように「文明」と捉えるのは違和感があるが、土器の進化度や集落、生活の発達具合では“世界的”だったのだ…という。
なるほどなるほど。
だが、「戦争はいつから始まったか」という議論のくだりは納得しがたい。道具や規模によってどこで用語的な線を引くかという話なのかも知れないけど、生物は発生した時から他と(領土や繁殖相手を巡って)争う存在だったのであり、戦争は原初からあったとすべきである。(←証拠も検証も要らないんだからシロート発言は気楽だな(笑))
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