充電池でビーコン(2)

2010/02/19 金 08:50
HY



比較のため、アルカリ乾電池(いわゆる赤金パナ?の封切り物)の26時間半のライン(青)も記してある。というか単純に100%のままだ。

点線(縦軸右)はそれぞれの開始時と終了時の電圧を結んだものである(推移ではない)。

image

ある程度一定の残量を保ったあと、ストンと落ちるのかと思っていたが、一貫して直線的に下がっていたのは意外であった。
18時間経過あたりから下がる割合が若干大きくなっている。

「26時間で半分残っている」と思えば悪くないようにも見えるが、アルカリ乾電池が100%のまま変わらない(ビーコンの仕様上は約200時間の発信が可能となっている)ことを思えば、ENELOOPを使った場合の残量表示低下が著しく早いことは明らかである。

ちなみにENELOOPで52%時点の電圧は、

1.355V
1.355V
1.358V 計4.068V 減率約6.8%

であった。(それでも電池の公称1.2Vよりはまだだいぶ高い)

なお、アルカリ乾電池の方は、26時間半で

1.591V
1.587V
1.588V 計4.766V から

1.509V
1.508V
1.507V 計4.524V

へと減少していた。

減率は約5.1%で、ENELOOPの方が大きい。
電圧の差が傾きの差に影響している可能性はある。


いずれにせよ、やはり特性がだいぶ違うので、少なくともこの個体ではENELOOPは使えない(使いたくない)、というのが前回と同様の結論である。
※ENELOOPに非があるわけでない、のは言うまでもありませんが念のため。

*
本来ならこの間の電波到達距離の変化なども見るべきところだが、それには広大なお屋敷とカメラがもう一台…いや計測機器が必要で、それらをつい買っちゃうまでには年月がかかると思われるので当面やらない。(てゆーか絶対やらないであろう(笑))

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