脳はなぜ「心」を作ったのか
2006/06/12 月 13:14
HY
さぁー来た来た来た、…やばいぞ!
ひとに薦められ、タイトルに惹かれて開いてみたこの本「脳はなぜ「心」を作ったのか―「私」の謎を解く受動意識仮説(前野隆司)」のプロローグを読んで真っ先に思ったのはそんなことでした。
正確にはプロローグだけじゃなくて、何だろうこの人、と思って開いた奥付のプロフィール欄。慶応大学の教授で、ロボット工学者である。
ロボットの先生が脳と心について考えている! やばいぞ! というわけです。
プロローグには、「私は、生物の脳が、なぜ、なんのために心を造ったのか、そして、心はどんなふうに運営されているのか、という心の原理を理解した」と思い切り書いてあります。
いったいこの人は天才か。ユーモアリストか。はたまたパンドラの匣を無理に開こうとするマッドサイエンティスト(エンジニア)か…その話題のゆくえに興味惹かれるとともに、「ロボットに心は可能か」なんていう恐るべきテーマにどのような解を与えるつもりなのか、とにかく急かされるような気持ちで読みました。
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ネタバレってこともあるので、その答えはここでは書きませんが、なるほど、以前書いた「ロボットは心を持つのか?」(PLUTOの項)という疑念には、一定の解答を与えてくれました。でももうひとつの「理解不能な恐ろしいものに違いない」という思い込みを解いてくれるものではありませんでした。
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