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2003.11.20 大物ウェポン!購入同好の諸先達に遅れることしばし、ようやくウチも念願のハンディGPS機を購入。「なり」はちっこいけど、価格はウチらの山道具の中で最も高い。 しかしこんなの買ったら、またまたどっかへ行きたくなっちゃうね・・・。 |
2003.11.11 yamaページ、開設山中でテン泊するくらいになったらそれなりにヤマ屋だろうってことで、「ヤマ準備室」を「ヤマ遍歴」のコーナーに昇格させました。はははっ。 |
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2003.11.8-9 完走!雲取山合宿・・・(^^;)東京都最高地点、雲取山(2017.7m)に登る。初の山中一泊行。当初は「一度くらい山小屋に泊ってみる」という意見もあったが、軽いテントも買ったし、いきなしのテン泊なんである。 さて弱ったのは装備。二人併せて約25kgの荷物をしょって山歩きをするのは初のことなので、どことなく不安が漂う。歩き始めてみると、yokoは重さに耐えかねて難渋しているが、頑張るという。yutakaは重さは気にならないが、何しろ新しいザックなので腰やら肩がスレて気になる。まさに合宿な気分である。それでも目的地が近づく頃になると、二人ともだんだんリズムがつかめて来た。ストラップの締め方もわかったし、次はもっとラクに歩けるだろう。 この日の泊地は、山頂のやや手前にある奥多摩小屋のテン場。幕営料は一人400円。こんなもんなのかな。一張400円くらいでもいいのでは・・・。夕陽が美しかったが、陽が落ちると霧が凄くなって来たので、早々にテントに潜り込む。 翌日は軽く雨がちだが、なかなかいい景色(写真のような雄大な雲海や紅葉)も楽しめ、よい山行であった。最後に控えていた、3時間を越える林道+国道歩きにはすっかりヤラれたけどね・・・。 |
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2003.11.1 今日から2人、グレゴリアン♪ヤマ遍歴をさらに深耕すべく、大容量のザックをついに購入。 山ショップ数軒+念のためスポーツショップ数軒をハシゴして、あれもいいこれもいいとさんざ試着してみた。迷った挙げ句に選んだのは、何と期せずしてオッソロ〜♪ GregoryのGravity(yutaka60l/Mのブラック、yoko50l/Sのカリー)であった。 非常にオーソドックスな製品なんだが、やっぱフィット感とつくりのしっかりさが魅力。さて、デビューはどこかなー。 |
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2003.10.27 いるのか?タマにクマが?2人とも曜日の融通がきく仕事なのをいいことに、月曜というのにまた山へ行ってきやした。JR中央線の駅(鳥沢)から駅(梁川)まで歩いて約4時間半と手頃な倉岳山(990.1m)である。 と、登山口付近で見つけた看板がこの写真。「野生動物に注意」っていうのはよく見かける気がするんだけど、熊出没と来たなー。月曜で人が去った後だよなー。熊スズ持ってないなー。とか言いながらも、まあ気にせず登る。 「これが?」と思うような石仏を見送り、取りあえずの目標穴路峠に近づいたその時。上の方でガサガサっ、と小さくない物音がした。げ!・・・入口で看板を見た後だけに、ちょっとビビって後ずさる。「おーい」と一声かけておいて再び近寄ると、再びガサっ。こっ、これは・・・しばらく息を潜めるが、その後それらしい気配はない。「おーいおーい」と声をかけながら再々度登り始めたが、その後は何事もなかった。しかし、登山道のそこここにある木の根っこを掘り返したような跡や、すれ違った2人の登山者がいずれも熊ベルをつけていたりなど、やっぱり生息しているのかねえ。くわばらくわばら・・・。 そんなことはともかく、低山ながら標高差が大きく、結構しっかりした山行で楽しかった。怖いくらいの巨木とか、ナウシカに出てきたオームみたいな巨岩も見れたし。出勤姿の人々を横目に、「いかにも山」な恰好で下り方向の電車に乗って出て来たのはチト後ろめたかったけど・・・(^^;)。 |
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2003.10.18 なんと、再び撤退!(^^;)この9/6に「体調不良」で撤退を余儀なくされた「O山」こと大室山に再挑戦。 滑り出しは快調で、予定の道をちゃんと通り、急坂も難なく稼ぎ、途中でけっこう落差のある白石の滝の景色を堪能し、山頂を目指す。想像通りなかなか面白い山道である。 ところが! 途中から、予想より早く雨が降り出した。しかも思ったより強い。yokoはちゃんとカッパを用意していたが、甘く見た(ってゆーかゴムガッパしか持ってない)yutakaは、ジャケットでお茶を濁す。しかし白石峠に着いたところで雨足が強まり、しかも遠雷が鳴っている。気温も下がって来た。第一、今回は渋滞で歩き始め時間が遅かった。 とかとか悪条件が重なったため、ちょっと加入道山に向けて登りかけたところで、再び撤退を決定したのであった。 フモトで、西丹沢自然教室の管理人さんと「今年は天気予報が当たりませんねぇ・・・」とか雑談をして、冷えた体をなだめながら帰路についた。 なにしろ今回の教訓は「山の天気を馬鹿にしない」「早くカッパを買う」ということだな。なお、国道246号が混んでイヤなので、少なくとも西丹沢側からの再々挑戦はない予定。 ・・・と書いたものの、yokoの方は再戦意欲が失われていないらしい(^^;)。 |
2003.10.12 小武川キャンプ場より「白糸の滝」を目指す小武川キャンプ場でのキャンプ中日に、秋夫妻を交えて4人で山歩き。地蔵岳とか山頂までは時間的に無理なので、途中にある白糸の滝を目指す。 キャンプ場管理人の青木鉱泉横からの「ドンドコ沢登山道・川沿い」をどんどこと登る。yokoはなかなか調子が上がらない様子だったが、自然林いっぱいの山道は楽しかった。 さて写真は、ドンドコ沢の中ほどにある「南精進ケ滝」前でなぜか気合いが入る女性陣。マイナスイオンが注目されているけど、なにしろ滝はいいねえ。 結局白糸の滝までは行き着けなかったが(ひとつ上の鳳凰の滝?まで)、再び南精進ケ滝まで戻って昼食。結構険しくも楽しい「ドンドコ沢登山道・山沿い」を通って下る。よい山行だった。 |
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2003.9.21 絶景かな手稲山引っ越し手伝いを兼ねた遅め&長めの夏休み。その目玉イベントのひとつは、「ココロの裏山」こと手稲山登山である。“北海道の冬山ではすっかり有名人”のさなと、“平地体力は抜群だが山歩きは初めて”というミホを加えた4人連で、6時間弱の山行を楽しむ。 この日は天候絶好、眺望最高で、手稲山のウリらしい羊蹄山遠望もバッチリだったのである。ほんと気持ちよかったな〜。 写真・下は、ガレ場で休憩中の風景。道中すれ違ったおじさんに「カワイコちゃん3人も連れていいね〜」と冷やかされた。えへへ、いいべ〜(笑)。 |
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2003.9.6 痛恨! 初の途中撤退・・・「次は北海道の山」と言ったその舌の根も乾かぬうちに、某O山を目指した私(たち)。 ところが! 秋晴れ・・というよりは残暑キビシイ中、2時間弱歩いたところで体調不良のコールが。大事をとって撤退を決定した。予定ルートの入口がよくわからなくて図らずも「逆走」になっていたこともミソだったし、まあ退く勇気ってところかのう。 某O山はいつもの杉林ではなくブナ、ナラ類をはじめ自然林がいっぱい。沢のセセラギも美しく(お弁当は帰路の川原で取った)、ぜひまた今度な!覚えとれ!と熱く再挑戦を誓ったのであった。 |
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2003.8.25 イッキに日本最高点到達!本当はもう一カ所準備登行をしてからの予定だったんだけど、休日の取り方うんぬんの事情で、一気に挑戦することになりました、富士山。とにもかくにも日本最高峰。 「年間(というか7月と8月の2カ月間で)30万人登る」とか「婆さまも子供も誰でも登る」とかいろいろ言われているけども、延々と続く登りと下り、歩きにくい火山灰地、yokoを襲う(^^;)高所障害などなど、10時間20分の山歩きはなかなか手強いものであった。 それでも山頂の噴火口の迫力や、雲がうんと近い日本一高い場所は凄かった! 大満足! 写真は、帰路の富士山スカイライン終点近くで撮った落日の風景。東京地方の予報は曇りだったけど、お天気にも恵まれてヨカッタ。 |
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2003.8.18 最高点更新土曜は曇り予報だったのに雨がズレ込む。日曜は曇り予報だったのに雨がズレ込む。ってな具合で晴れ間が一向に見えないのに業を煮やし、月曜にヤマ行きを決行した・・・仕事をブッチして(笑)。 今回の目標は奥多摩の蕎麦粒(ソバツブ)山。標高1472.9m、これまでの最高到達点である。経験がウスいと、ちょっとした標高で最高になるからよいね。 さて。歩き始めは時折雨がぱらついたり、ガスで視界が不安になったりしたけども、徐々に陽が差し、標高が上がるにつれ蒸し暑さも和らぐとなかなか快適な山行となった。さすがお盆明けの月曜だけあって、他の人の姿もまったくない。山頂からは近隣の山々が見渡せるということだったが、木立が立て込んでいて眺望はよくなかったのがちと残念だった。 |
![]() ひとつは、伸び縮み式のポール。やっぱあるとないとじゃ違うワ〜。ブランド品の中では一番安いものだけど(mont-bell)、なかなかのスグレモノである。 ひとつは、飲用水関連。カスケードデザインの「プラティパス」というビニール袋で、栓にホースがくっついていてザックの外まで伸び、歩きながらでも飲める便利なもの。「水にビニール臭がつきにくい」というふれこみだが、新しいせいかやっぱ気になる。 そして!もうひとつは、ヤマの定番アイテム:SUUNTOベクターという、高度計・気圧計なども一緒になった腕時計(写真右)。誕生日前倒しプレゼントに買ってもらったのです。へへへ。 | |
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2003.7.19 いよいよ1000m超!梅雨の晴れ間を見つけて・・・と言ってもいつ降り出してもおかしくない・・・と言いながら実際は時おりポツポツと降られる天候の中、奥多摩の人気峰と言われる川苔山(かわのりやま:1363.3m)へ出かけた。 奥多摩方面へ電車で行くのは初めてなので、乗り継ぎなどでチトまごついてしまった(正確に書くと、時刻表の読み誤り・・・「yutakaの失態」と呼ばれている(^^;))のを除けばあとは順調、のどかなJR鳩の巣駅から山頂まで、休憩を含めて往復6時間の行程であった。 4山目にしてついに1000m突破は、これまでで最も標高が高い(ニセコアンヌプリより高いな!)。雨がちの天気で滑りやすいところや、断崖絶壁も結構あったけど、登山道は整備されているし、アップダウンの感じもなかなか歩きやすく、思いの外楽しかった。前回の高柄山で低山=ラクな山とは限らない、と思い知った通り、山の高低で山行の辛さラクさは量れないのよね! |
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2003.7.5 「低山」も侮りがたし行って来ました、3山目。 今回は、JR中央本線の四方津(しおつ)駅から大地峠〜高柄山(733m)〜御前山(434m)〜上野原駅へと抜ける全行程約6時間のルートである。 標高が低いので内心ちょっとナメていた部分もあったのだが、それがクセモノ。雨の日には奔流が流れるらしいV字型にエグれた道、獣道かと思うような細い一本道、そして果てしなくアップダウンを繰り返す急坂道など、前回の「8時間行」に勝るとも劣らぬ苦行なのであった。特に後半の、ゴルフ場造成のためつけかえられたという山越え・沢越え道が本当に厳しかった(ゴルフなんて嫌いさっ(泣))。 でもまあ山行だもの、これくらいでないと面白くないし。人影はまばら、山頂からの眺めもよく、yokoが用意したデザート「杏仁豆腐のシャーベット」がまた絶妙2、素晴らしい1日だったのである。 ところで、高柄山頂から下るところで、挨拶を交わしながらすれ違った30名ほどの団体さん。その中の一人のおばさまが私を見て口走った一言を、私は聞き逃さなかった。「あら〜、学生さんかしら?」 |
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2003.6.21 陣馬山!苦行8時間。。。(^^;)“軽い山ハマりツアー”第2弾は、高尾山のちょっと先・陣馬山(854.8m)がターゲット。 出発地は前回と同じで、そのとき「こんな急な階段登って行くトコもあるんだな〜」等と話していた登山口から攻めるのである。 ルートは、その階段を一気に登り切った景信山(727m)からアップダウンを繰り返し、堂所山(731m)から明王峠、陣馬山へと至る縦走ルート。結構ちゃんとした山歩き!って感じで、面白く充実したツアーだった。 しかし!帰路の選択がまずかった・・・同じ道を戻るのを嫌って、ちょっと迂回のつもりで選んだ道がものすごい下り、しかも下りた先(底沢)から出発地のバス停まで戻るのにまたひと峠越えなくてはならないという鬼ルート。これはかなりキツかった。往復6時間弱くらいの予定が、みっちり8時間も歩いてしまったのであった。 まー、体力的とか、25,000図の見方とか、訓練にはなった。。かな。。。 ところで、yokoが野山の草花に興味を持ち、図鑑を買い込んだりしているので、植物の写真もいっぱい撮ってみる・・・と言っても同定がなかなか難しいんだけど。写真はキイチゴである。素朴で酸っぱい甘さなのよねん。 ※写真は、陣馬山山頂にある白馬の像とともに。 (この山頂には昔、流星群を見に来たことがあったな〜。すぐ下までクルマで行けるのさ) |
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2003.6.7 “軽い登山”にハマるか?というわけで、行って来ました、初登山。しかも縦走(笑)。 なーんて言っても実は高尾山(標高599m)で、東京都心から一番近い山って感じだけあって山頂などは文字通り黒山の人だかり。要は誰もが気楽に行ける軽ハイキングコースなんである。 それでも、我々が入山した小仏〜城山(標高670.3m)の側は人影もまばらで、なかなか険しい登坂もあり、ちょっと気分は味わえた。何しろ山に登るのなんて“冬のアンヌプリ(ぉぃぉぃ)”を除けばほとんど初めてだしな〜、約4時間の行程はなかなか歩きごたえがあったのである。 しかし山はいいねえ。ちょうど薄曇りで気候もよく、外ゴハンはいやが上にも美味しいし。早くも「次はどこへ行く?」なんつったりして、ちょっと軽い登山ブームが来そうなイキオイなのだった。 ※城山山頂で、一人でバーナーを使って何かBBQしてたおじさんが印象的過ぎ・・・。 |
![]() 原風景だったり (画像クリックで拡大) |
2003 山について思ふ山・・ヤマ・・やまっつってなあ。 山の記憶と言えば、何と言っても生まれ故郷は山の中だった。今なら「メロンで有名」だけど、昔は「炭坑で有名」だったマチ、夕張である。物心ついた頃、「アンドー(たぶん所有者の名前)の山」でスキーしたっけな。夕張岳は小学校の校歌の最初のフレーズだし、遠景になかなか美しい姿だった。その後レースイ山も滑るのに親しい山だった。「山頂」に立った初めての山は、たぶんニセコアンヌプリだと思う。山登りと言えば、スキーだったわけだな。 その他のレジャーとして山頂まで山登りした記憶って、ない。蓼科の車山には登ったが、山頂までは確か行ってないし。やたらにカンカン照りの日で、ただのっぺらとした山だったな。楽しかったけど、その時は山岳系の友人が一緒で、こちらがへーこら言ってるのに彼はまったく余裕の姿。「こりゃいかん、こりゃオレの手に負える趣味でない」とか思ったっけ。 アンヌプリに登ったっていうのは、独身時代のある年の暮れ。ただ帰省するだけの予定だったが、たまたまニセコのスキーバムに(間接的にだが)誘ってくれる人があったので、参加してみることにした。このときには奥さんをも発見するハメになったのだったが、それは後の話し。このとき初めて、みんなにくっついてスキーをかついで山頂まで登った。最高部の第7リフトから約20分のハイクアップである。 スキーやボードをかついで山頂を目指すアリンコのような列を、かねてから目にはしていたものの、自分がその列に連なろうとは夢にも思っていなかった。しかし青息吐息で山頂に立ってパノラマを見渡し、底知れぬパウダー原を滑る麻薬的な感動を、いやが上にも知ってしまったのである。山っていいなあ・・・と明確に思った記憶はないのだが、ちょっとどっかのスイッチが入ったのは否めない。 それ以来である、雪崩関係の本を買い込み、特集によっては雑誌「山と渓谷」を読む。すぐさま「登る」には結びつかないまでも、何となく憧れに似たようなキブンが培われて行ったのである。 |