Barcelona Tour 2002!

 ・・・ガウディとパエリャな日々

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2002.10.12(土) [第1日]
 
7:55 出発!

爽やかな秋の好天のもと、ほぼ予定通りの時刻に家を出た。
途中ザウスの“廃墟”なぞ遠い目で見ながら、成田まで約2時間。折しも3連休の初日だけあって、浦安インター(ディズニーリゾートへの出口)は滅っ茶混み! 世のお父さんお母さんたち、ご苦労さんであります。。

13:30 日本脱出


チェックインを終えて搭乗口で待っていると、到着便が遅れた由アナウンスが入る。
ずいぶん遅れて搭乗。yoko左の窓ぎわ、yutaka真ん中。隣の通路側は金髪のおねえちゃんで、座るときに「excuse us...」と言うとなぜか喜んでいた。(アメリカ人はどうも「相手が英語を話すのが当たり前」と考えているようだが、ヨーロッパ人や日本人は「相手が自国語を話すと嬉しい」と考えるようである)

約1時間遅れで離陸。約11時間の長旅の始まりである。

14:30 長旅
この頃、新潟市のほぼ真上を通過。(おっ、秋んちから見えるかな?とか思う)

ウェルカムドリンクを配っている。迷わずイングリッシュ・ビール。黒ビールなので、yokoは口に合わないと言っている。
そして間もなく食事。今回はシベリア回りなので、飛行機は昼間をずっと追いかけていくことになる。これは一体、「何ごはん」と考えればよいのだろう?

隣のおねえちゃんが立った隙にトイレに立ち、戻って「ごめんなさいねぇ」と言うと、彼女は「私が寝てても気にせず起こして通ってね」という。でも彼女は道中ほとんど毛布をかぶり、長い足を投げ出して爆睡していたのだった。

10:30(日本時間18:30) ロシア上空10,668m


道半ば。あと6時間28分…遠い。座席の後ろに液晶モニターがついており、映画やGPSマップを見ることができる。マップは地球規模なので動きは少ないが、眺めていて飽きない。
ガイドブック「地球の歩き方」を熟読するなどして過ごす。yokoは宮部みゆき(竜は眠る)。
腹、減ってきた。。昼?メシについていたチョコレートを少しかじる。

17:15 ロンドン・ヒースロー空港着
よぉ〜やくロンドンだ。発着便が混み合っているということで、グリニッジ〜ロンドン上空で2旋回くらいした後、定刻よりやや遅れて着陸。
乗り継ぎはスムーズだったが、バルセロナ便の待合所は遙か端っこだった。ガランとした感じ。
喉が乾いたので売店で水を買おうとするが、ユーロが使えない(使えるのだがお釣りが用意されていない)ので、がまんする。そうか、イギリスはポンドなのだ。。

20:00 バルセロナ行き


これはほぼ定刻通り離陸。
ヨーロッパ間の便は日本の国内便みたいな感じなので、食事は出ないと思ったが、サンドイッチが出た。サーモン/チーズ。なかなか美味しい。
少し眠る。

22:00(スペイン時間) 初スペイン!
2時間あまりのフライトの後、ほぼ定刻通り着。眠っていたので突然ドンと着陸した感じでびっくりする。初スペインである!
ロンドンとの時差はないのだが、10月末までサマータイム期間中なので時計を1時間進める(つまり、日本とは7時間差)。

表示に従って入国カウンターの前にたどりついたが、オレたち入国カードを持っていない。ふつうそこらへんに配置されているはずだが、まったくない。機内で配ったか?途中にあったか?といぶかるが、とにかくない。困った。日本からの団体さんがいたので、添乗員氏に訊ねようと思ったら、お客さんが余っていた2枚をくれた。よかった。。
慌てて記入していたら(yokoの分も書かされた(笑))、回りには誰もいなくなってしまった。入国カウンターを通り過ぎると、こんどはバゲッジクレームがわからない。折しも夜10時、店は開いていないし人通りもほとんどまばら。半ば途方に暮れてあっちこっちと歩いていると、インフォメーションカウンターがあった。訊くと、「BAならこの後ろよ」と教えてくれた。

ようや外へ出て(スーツケースの荷札をチェックする人もなく、ほとんど素通し)、タクシーに乗り込む。バルセロナのタクシーは、黄色と黒に色分けされていてよく目立つ。ホテルの住所や地図を見せるが、どうやら名前だけでわかったようす。空港からのフリーウェイを快調に飛ばすタクシー。そのスピードメーターは240km/hまで切ってあるのだった。

トイレから出たところを不意ウチ 23:00 ホテル到着
投宿先のCATALONIA RUBENS HOTELまで20分くらいだったか。タクシーは20ユーロ弱。(大荷物は1コいくらで課金される)

ホテルはファサードのネオンがきれいで、なかなかいい感じ。カウンターに着くと背の高い青年(sergeとか名札に書いてある)が出てくる。事前にガイドブックにあった通り、かなりなスペインなまりの英語である。
代理店からは「料金を二重取りされることがあるから、支払いは日本で済ませてある旨をしっかり伝えて欲しい」とコンファメーションシートを渡されていたので、それを見せたが、どうも信用してもらえないようだ。少し言い合いをしていると上役が出て来て、取りあえずシートのコピーもらっとけ、ということで一段落。

バルセロナではホテルに必ず1〜5つの「星」がついている。ここは3ツ星というから日本のビジネスホテルクラス。2ベッドで一泊90ユーロ。食事はナシ。
部屋は#219。2階の一番奥の部屋である。小ぢんまりして必要十分。床は石でスリッパがないのにはちと困ったが、悪くはない。だが窓の外を見ると、すぐ下に坂道がある。もっと上階がよかったなあ。到着が遅かったせいか、日本人なんか低い部屋入れちゃえ、って感じなのか。。(^^;)。

ともあれ、ここまでちょうど24時間。疲れました。