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2008/01/30 水

やっぱり北海道…

やっぱり北海道だべさ!!スペシャル版」 千石涼太郎 (双葉文庫)

つー本を読む。
本については、北海道の雑学一つに統計資料を一つ組み合わせて本になるんだからラクでいいなぁ…くらいしかないんですが、一カ所だけ、へぇと思ったくだりがある。
引用してみます。

平成4年度の公務員白書によれば、在職者数八四一三人、休職者二三人、派遣職員四人。全国的いや世界的な仕事をこなす通産省の在職者が五四三六人であり、世界をまたにかける外務省の在職者が四二三九人という数字に対して、あまりに多い職員を抱えている組織といわざるを得ない数字。
正直なところ、なぜこれだけの人員が必要なのかは、まったくもって見当がつかない。それはそれは有意義なお仕事をなさっていたのではありましょう。けれど、沖縄開発庁に一一三〇人の職員がいた以外、他府県にはまったく存在しなくても行政的にも困らないという開発組織に、なぜ何千人もの人員が必要なのか。いろいろと考えて合点がいかない。

北海道開発庁の話である。同庁は2001年の省庁再編の際に無くなった(国交省の北海道局になった。なお平成18年度末の同局の定員は6,159人だそうだ)。

北海道は地域も広いし、道行政も14の支庁に分割管掌しているほど。歴史的にも人為的な「開発」の対象だったのだから、いきおい役所もでかかったのだろう。

ま…。

「やっぱり北海道(地方)は食われているんだべさ!!」というのが率直な感想でありますね。

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