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2009/08/18 火

公示

手元に一枚のコピーがある。

これはオレの誕生日の北海道新聞1面で、さいきん母が、なにかのついでにどこだかで取って来てくれたものだ。

そこはそれオレが生まれた日だもの、大した事件があったわけでもない。

トップは「日中関係打開に六条件」「岸政府の声明要求」と、日中国交回復に向けた動きを報じている。

真ん中にあるのは、「国民年金制度第一次試案なる」「全国民を強制加入」「国庫負担は六百億円」と、今をときめく国民年金制度の要綱に関する記事である。(保険料徴収は1961年から始まった)

片隅には「マッカーサー大使(かのGHQ司令官の甥)一時帰国」というベタ記事も見える。

日本民主党と自由党との保守合同(と、対する日本社会党による)55年体制の誕生から3年、まだ政治が熱く、高度経済成長も始まったばかり。“國民みんなが同じ夢を見た”時代のとある一日の様子である。

そこから50年。

夢は飽和し、日本の屋台骨はガタガタに歪んだ。そのまっただ中の今日、(待ちに待った)衆議院選挙が公示された。

55年体制はついに終わるのか。

我々は今年、歴史の転換を目撃するのかも知れない。役者が変わるだけで転換はおぼつかないかも知れない。それとも選挙後に、思いもよらない動きが待っているかも知れない。

その日が来てみないとわからないが、ひとつの“結果”が出るのが来る8月30日、オレの誕生日である。


*
以下余談。
新聞の広告が面白い。
今なら本や雑誌の広告が載っているところに、「科学の力で色黒、シミソバカスが消える」だの、「性的障害に」だの(ストレート過ぎるってw)、「おいしく炊ける三重式」だの…これも時代だねェ。

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Comments

いやー,すごいねー.
手元に今日の日経があるんだが、それと見比べると、広告のレイアウトがまったく同じなんだねぇ。下の広告はともかく、その上の両サイド、一段上の浮島みたいな広告、新聞名の下の広告と、全部一緒。
このフォーマットを考え出した人は凄いなぁ。

※本分とあんまり関係ないコメントですみません。
なにがすごいって、活字(の一部)が旧書体なのが我ながらショック(爆)。
レイアウトは、歴史の中で合理的な位置に収斂したってことでしょうねぇ。
広告も面白いよねぇ。こういう広告を見ていると、それだけでその時代のアレヤコレヤに思いを馳せることができちゃいます。
テレビ番組を録画したビデオテープなんかでも、実は番組なんかよりもCMの方が面白かったりするもんね。
広告が「時代だねェ」と上には書いたけど、基本的ニーズは50年前と変わってないよね(笑)。

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