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2005/06/28 火

汗かくテレマーカー

今日の札幌は暑ぇなぁ、と思っていたら、雪のイメージがぐんぐんと膨らんで来た(^^;)。

*
リフトの上から林間についたシュプールを眺めていた時、隣に座っていた某IKEGがつぶやいた。
「テレマークの方が小回りできるんじゃない?」。
それを聞いたわたくしは、「そうかなぁ?」と思った。
テレマークは、足を前後に開くゆえ有効長が大きくなる。むしろアルペンの方が小回りには有利なのではないか?とチョッカン的に思ったのだ。

だが、よく考えてみると、IKEGの言う通りな気もしてきた。

テレマーク練習法のひとつに、「2本の板でサイドカーブを作る」ってのがある。足を前後に開いたボーゲン、みたいな形である。
なーるほず。
滑っている時は、別に2本の板が直線になっているわけではない(単純に長いわけではない)。
サイドカーブ自体はテレでもアルペンでもハードウェア的に決まっているが、両足で角度を作れるぶんだけ、テレでは(局面によっては)より小さなRを作れるかも知れない。

それに、片足を先に出すぶん、スキートップの微妙なコントロールはテレ板の方が利くかも知れない。

やっぱり、テレマークはより柔軟なのだよ、きっと。

(もっとも、小回りのためには相応の体力も必要なのだよ、きっと…と思ったところで、また初夏の汗が噴き出して来た…(笑))

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Comments

某IKEGです(笑)
なぜ? 某ってつける???
多分、テレの方が低速でも粉の中で上下動しやすいってイメージなんですが?
ううむ、左右の小回りだけでなく上下の小回りにも言及していたのであったとわなかなかやるな某IKEG。

まー、テレのばやい1本足走法ですから、アルペンよりも沈みますわな。
また、多少低速でも「歩を進める」要素もあるわな。

そういう柔軟性というか雪に近いというかが、テレの魅力のひとつですわな。

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