<< 「今日の料理」2月号 | main | プチ鬱だなぁ >>

2006/01/30 月

ジジ(ィ)の話題

●酷い話。

トリノ冬季五輪のボブスレー日本代表に選ばれている男女2人乗りの2組計4人に、大会への出場が出来ないという通達が国際ボブスレー・トボガニング連盟から届いていたことが30日、分かった。2組とも国際連盟の定めた参加基準をパスしていたが、ボブスレー出場選手の総数が多くなり、出場枠を超えたため、締め出された形だ。日本ボブスレー・リュージュ連盟が抗議をしている。

asahi.com: ボブスレー日本代表「出場ダメ」 トリノ五輪で国際連盟 - トリノ五輪

なんてことでしょう。
資格があって、派遣も決まっているのに、来るなだって。ナマゴロシじゃないですか。
女子の桧野選手は、ソルトレークでも悔しい思いをしている(派遣自体を見送られた)。なんとかならんもんかと思う。
こういうニュースを聞くと、国際社会の中での日本の立場を改めて突きつけられるような気がします。

●プチ逮捕。

というのが最近「横行」しているらしい。
プチ鬱、プチ家出のようにのんきな話ではない。
反戦ビラをまく。
基地に反対して座り込む。
基地の動向を定点監視する。
こうした行為に対し、警察権力は恣意的に逮捕拘留・実名公表を行い始めているという。
厳密にみればグレー、あるいは微罪は犯しているのかも知れないが、ややバランスを欠いているようにも見える。
もの言えぬ社会を作る気か。

●靖国問題。

麻生太郎外相は28日午後、名古屋市で講演し、小泉純一郎首相の靖国神社参拝問題に関連し「英霊からしてみれば、天皇陛下のために『万歳』と言ったのであって、総理大臣万歳といった人はゼロだ。天皇陛下の参拝が一番だ」と述べ、天皇の参拝実現が望ましいとの認識を示した。

北海道新聞 政治

どうしてこうなんだろうね。
靖国問題のポイントは「A級戦犯」じゃなくて、国家(一部のリーダー)が戦争を犯した上、死に行く一般人を「英霊」と持ち上げたことにある。
万歳と言ったのではなく、言わされたのだ。
首相は「内心の問題」と言っており、「陛下の参拝が一番」と言うのは少なくとも同じ文脈ではない、同じ内閣なのに。
中韓が何を言おうと知らないけど、国内にこういうことを平気で言う人がいることが問題だ。
(2006/2/1追記)

ボブスレーチームは出られることになったそうな。
よかったね。

Trackback URL


Comments

Comment form