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2006/03/07 火

シールの謎

カタログでスキーシールのページを眺めていて、幅の寸法は載ってるのに、なんで長さとかディメンションの情報がないのかなぁ? と思っていた。
いざ買ってみたら、驚くべき事実が隠されていたのである。(←っていうか少しは考えれ(笑))

答えは、板に合わせて自分で切る、であった。
いや~、コロンブスの卵っ。(←いいって…)
今回買ったのは、ブラックダイヤモンドのアセンションSTSという製品。テールにあらかじめ引っかけ金具がついていて、固定できるやつである。
テールの方を、ズボンのベルトよろしく穴位置調節するんだろうくらいに思っていたら、なんとトップも自分で組み立てるのだという。
写真がその様子。シールをまずテールを基準にして板に貼り付け、トップの位置が決まったら、先端部を付属の型紙どおりに切る。で、トップ用の金具をつけて止める。

トップの成形ができた状態。シールはまだ等幅である。
×「板の細い部分に合った寸法のを買い、そのまま貼る」(←購入前のイメージ)
○「板の太い部分に合った寸法のを買い、板に合わせて切る」が正解。
ちなみにオレの板はトップ119mmなので、秀岳荘の人と相談して110mm幅のものを購入した。

板のエッジに沿って、付属のカッターでシールを切って行く。両側を切ったあと、2mmとかズラして貼り直し、最終的に両エッジが出るくらいの幅に切り揃える。けっこーーーめんどい。
都合、4回切って出来上がる。

ブラックダイヤモンドの板には、ちゃんとテールの取り付け金具が合致するように切り込みが入っている。いいなァ…と思っていたら、オレのWorldPisteにもちゃんとあった。わははは! 知らなかったなぁ。さすがテレ板、トップに穴あいてるだけじゃないのね。

さて、これは使用後の写真。「よっく乾かしてくださいね!」と秀岳荘の人に言われたので、カーテンレールを利用して並べて干しているところ。
コンブ干しみたいだね」と奥さんに言われるのも微笑ましいたたずまいである。

(半乾きのまましまっておくと、グルー(のり)がベトベトになってひどい状態になってしまうらしい…ってそれ以前にカビだらけになるだろうけどね)

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Comments

シールは切るですよ.サイドは綺麗に切れるでしょ.テールはひっかけないタイプ(貼り流し)の方が,寒かったりすると楽でない?ゴムが縮んで硬くなるので,大変だった記憶がある.ところで,私のはいまベトベトなんですが,これは濡れたまま折ったまま車の中のザックの中に置きっ放しのせいか?かびはつかないよ.ベトベトだよ.まあエッジだって錆び放題だからなあ.
無粋なツッコミ(コメントか)で申し訳ないが、どうも「トップ119cmなので、秀岳荘の人と相談して110cm幅のものを購入」というのが気になって気になって...  cmじゃなくmmですよね?
わたしはテールに引っ掛けないタイプです。
なんか引っかかってないと不安だったけど、今のシールってほんといいもんだ。なんたって色がきれい。しかもサイズにあわせて切れる。
久々にシールを買って進化ぶりに驚いてます。
mmですた…(^^;)。
謹んで、修正いたしました。
よく単位を間違えます、アテクシ。

貼り流しだと何となく不安な気がしたんだけど、この粘着力があるていど持続するんなら要らないかもねぇ。
でも、濡れたり雪がついたりすると粘着力は落ちるよね。
ハイシーズンは山で凍らすと、くっつかなくなるので
ザックの背中側に入れるとか、おなかに巻くとか
それなりの対策も必要だよ。
はがれ防止には短いゴムのベルトが山ヤさんの間で
流行ってたみたい。
本州の腐れ雪でも、登り返し1回目までは粘着力なんとか持ちます。それ以上つけ外し繰り返すと厳しいみたいよ。それよりもシール用のWAX塗らないと春はシールにダンゴが出来て登れなくなっちゃう。私は登りも初級レベルだから注意する事沢山あって大変です。
おっ、sanaちん久しぶり。
最近あんま登ってないんじゃない?(笑)

秀岳荘でまず「どんなのがいいですかねぇ?」って訊いたら、「ベルトで止めるのと、糊で貼るのがあります」と言われて面食らったんだよね。縦走や登り返しの多い人はベルト止めを選んだりするそうな。

確かに、ゴムベルトなんか持っててもいいかも。

あと、シールでスキー板が滑らない感覚って、むかーしむかし単板に雪がいっぱいダンゴ状にくっついて滑らなくなってしまった感覚にソックリだったな(懐)。
持ち物で必須は、ガムテープかも。シールがつかなくなったときにけっこう役立ちます。ちなみに私はテールにひっかけるタイプです。今度は貼り流しにしようかなと思ってる。
脚力に自信がないので、板とぴったりカーブに合わせて同じ幅にカットする予定。今の主流みたいだけど、昔は、ウエストプラス1,5センチって感じで、太いところは両端に「余白」があったそうです。そうするとたいていの板で使い回しができるそうです。

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