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2007/04/03 火

日本最大の既得権益集団はテレビ局である。

3月27日、民放連(日本民間放送連盟)は「あるある」の関西テレビを除名する方針を決めた。
この対応は仕方ないと思うけど、軽く違和感もある。事の軽重はあれ、捏造やヤラセが横行している業界の団体が同僚会社を処分するとは…。
あ、それともこれは露見したことに対する懲罰か?

「放送界への信頼性を損ねた」と連盟はいうが、今どきTVを信じる方がどうかしている。

捏造・ヤラセという明確な形ではないまでも、空間・時間・事象をトリミングし、恣意的な解説やナレーション、BGMをつけて一方的にタレ流している時点で既に作為なのである。

自分を骨抜きにしたものに今だに踊らされている日本人や哀れ。

電波利権
ところで、
電波利権」(池田信夫)新潮社
という本を読む。

この手の本は鵜呑みにするとコワイんだけど、書いてある内容はなかなか面白い。
(少なくとも、「電波の今」を概観するにはよい本かもしれない)

本来公共財であるべき「電波」を國家による免許制としたところから、利権構造が発生した。世界の情報情勢が急展開しているのに、利権の吸い主たちは、その「カネづる」を手放そうとはしない。そのため、いま國民にとって本当に重要なインフラに割かれるべき周波数帯が、無駄なメディアやほとんど使われていないサービスに占有されている。

その代表格が、他ならぬTVである。
「利権ありき」の歪んだ構造の中にあって、時代の要請に答えられるはずがない。

ハイビジョンや地デジの嘘。
2011年地デジ一本化の嘘。
NHKの“独立性”の嘘。(國会の承認が必要ということは、少なくとも國民の負託より大事なものがあるということ)
こうした電波行政の流れも、面白いを通り越してオシリが寒くなるような話ばかりである。

ページは多くないが、NHKの権力闘争の歴史も面白かった。特に島桂次氏から海老沢勝二氏までの“政権交代”のあたりの機微はまさに奇々怪々。

なんにせよ、そろそろTV離れを進めましょ。

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Comments

最近、ブログ界で話題の池田氏(http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20070219/1171851565)については、この際どーでもいいんだけど(苦笑)、この本、先月ぐらいからちょっと気になっていたんだよね。私も読んでみようかと思います。

で、NHKの権力闘争(シマゲジ〜エビジョンイルの物語)は、休刊になった噂の真相に詳しく載ってましたね。もう、アナウンサーまで巻き込む魑魅魍魎が跳梁跋扈する世界そのものですな。

で、これを押し進めると汐留にある代理店をも巻き込んで…(ry
そうねぇ、おいらは「シマゲジ風雲録」を(図書館で借りて(^^;))読んでみようかと思います。
テレビのやらせは昨年暮からさんざん経験しました。
夕張の成人祭です。みのもっこりの番組・・・。
あんなウソを信じて全国から300万以上が集まりました。成人祭の実行委員の一人として全部見てきました。
って言うより「新成人も実行委に入れましょう」と言い出したのは俺なんだけどね・・・。テレビと代表面した新成人のバカ女には困りました。朝ズバのプロデューサーには「おまえらちゃんと取材しないならもう来るな!」と日頃のストレスをぶつけてやりましたよ。長くてゴメン。
あーマタマタッテ思い、信じなくても
いつの間にか同調してたりするから、怖い!!
テレビで云ってた・新聞で読んだ・を鵜呑みにしたがる私↓
>マ
おっ、あれもそうですか。(番組は見てないけど)
300万集まったということは、プロパガンダとしてはまぁ成功であったと。上手いっ!みたいな。

>た
つーか「↓」ってなにさ、「↓」って。
孫の日記読み過ぎ(笑)。
昨晩帰ってきて何気にTV付けたらあるあるの謝罪番組やってました。社長が頭下げてちょと経緯説明した最初の3分でch回したけど。

利権、携帯用の大域が最近は騒々しかったですね。
テレビ、デジタルに移行すると空いた周波数は何に使うのかなぁ?
>ぐら
社長は降格、会長は留任、ってねぇ…。
空いた周波数には、アナログが残る(笑)。と、この本は指摘しています。

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